再検査の結果、朱羅の眼底に骨折箇所が見つかる。六道ナオミ(小雪)は、すぐに手術をしないと視力低下がどんどん進行し、数日中には手術をしても回復の見込みがなくなると指摘。

梵天太郎(荒川良々)は、すぐに手術の準備をしようと言うが、難易度の高いこの手術の経験がないナオミは「私には執刀できない」と告げた。

朱羅の手術が可能な医師を、金剛又吉(鈴木浩介)、院長の多聞真(渡部篤郎)、理事長の阿含百合(片平なぎさ)が探すが、なかなか見つからない。

多聞院長(渡部篤郎)は救急科の一時閉鎖を決めるが朱羅(松本若菜)は…

一方、外科に異動した保が朱羅の担当医につく。金剛は朱羅不在の救急科医療を懸念。朱羅自身も、同じことを思っていた。

そんな朱羅に、阿含理事長は「1人で背負う必要はない」と休養の必要性を伝えるが…。

次の日、救急科に交通外傷を受けた患者が運ばれてくる。梵天とナオミが手術を始めるが、損傷が酷く専門とする外科医が必要だと判断。外科医たちは他の手術中だと九曜沙苗(結城モエ)が告げた時、金剛が入ってきた。

金剛のオペで手術は成功。礼を述べる梵天とナオミに、金剛は「やっぱりアシュラがいないと、救急科はダメ」と言い残して去っていった。

この様子を大黒は多聞院長に報告し、あることを提案。その後、朱羅の病室に行った多聞院長は、大黒と話し合った結果、救急科を一時閉鎖すると告げる。

自分のせいだと謝る朱羅。多聞院長は責任を感じる必要はなく、とにかく今は朱羅のオペを一刻も早く可能にしなくてはならないと話した。