<鵜澤龍臣(プロデューサー)コメント>

経験豊富な人生の先輩が、ためになる教訓を説きながら世の中の不条理をバッサバッサとぶった斬る…このドラマはそんなヒーロー、いやヒロインものとは一味違います。 

「困っている人の最後の砦になりたい」。世の中に冷たく年寄り扱いされ、75歳で便利屋さんを立ち上げたラスボスおばあちゃん・松子は、上から目線ではなく、常に若者たちと同じ目線に立ってさまざまな問題に立ち向かいます。

そのなかで、松子自身もパワフルに、ときに怒り、ときに笑いながら常に進化していく…そこが、このドラマの見どころです。 

松子おばあちゃんを演じるのは、女形として活躍してきた梅沢富美男さん。艶やかな美女を中心に、幅広い女性を演じられてきた梅沢さんが放つ圧倒的なエネルギーと、チャーミングな演技があってこそ実現できたキャラクターです。

「ばばあだって、初めてばばあをやってんだ」

「あんたの言ういい年って、何歳のことだい?いい年なら自由に生きた方がいいじゃないか」 

いつも勝ち気でポジティブだけど、ちょっと孤独を感じ、最期まで社会とつながっていたい松子の言葉は、多くの世代の胸に刺さります。 

「年を重ねること」が少しだけ楽しみになる、そんな人間味あふれるヒューマンドラマを、ぜひお楽しみください!