朱羅が初療室に戻ると、救急隊からのホットラインが鳴る。
迎えに行こうとする朱羅をナオミが「少し休んだほうが良い」と制止。必要ないと言う朱羅に、ナオミはいつもならホットラインがなる前に気づいていただろうと言い、そんな状態でまともな診察はできないと続け、患者を迎えに行く。
大黒(田辺誠一)とナオミ(小雪)は薬を過剰摂取した患者を助けるが…
運び込まれたのは、睡眠薬を過剰摂取した小松知香(椛島光)という女性。ナオミは大黒とともに治療にあたる。
しかし、入院後にベッドで目を覚ました知香に、大黒は「なんで助けたの」と言われてしまう。ナオミは救命が自分たちの仕事だと冷静に言うが、知香は許そうとしなかった。

朱羅は廊下で弥生に会う。弥生は橋本が運び込まれた時の自分たちの非礼を詫びた。
そして、実は橋本も医者だと明かす。弥生は、緩和ケア医として多くの患者を看取ってきた橋本に、思うような最期を迎えさせてあげたかったと語る。
「夫を助けてくださりありがとうございます」と告げる弥生に、朱羅は「まだ助けられてない」と返答。朱羅は、橋本が本当は生きたいと思っていると続けた。
夜になって大黒は知香の診察に向かうが、「来んなって言ったじゃん!」と激昂されてしまう。
仕方なく病室を出る大黒を見送り、ナオミが病室へ入るべきか逡巡していると、知香の職場の同僚、原島咲希(三浦理奈)に声をかけられる。