黒澤の異動話を知った真野は、阻止するべく動き出す。
真野は変装し、人見とともにハラスメント研修に潜り込む。黒澤は、真剣な様子で研修を受け、積極的に自らの意見や提案を発表。
だが真野は、そんな黒澤の姿を見ても、まったく信用しなかった。
現在の黒澤(長谷川純)はパワハラをしていない?真野(前田敦子)は納得できず…
真野たちは、黒澤と彼に同行していた白井美咲(榎並夕起)を尾行。黒澤と別れた白井が泣いているところを目撃した真野は、正体を明かして彼女から話を聞くことに。
しかし、白井は黒澤からパワハラ行為を受けたことがないという。

人見は、それでも証拠探しを続けようとする真野に、やっていることが無茶苦茶だと告げる。すると真野は、頭では分かっていても許せない、と複雑な胸の内を吐露し…。
そんなある日、真野は生産管理部の緑川亮輔(小松利昌)に呼び止められる。緑川は黒澤の件を持ち出し、被害者である真野が会社に訴え、異動を止めるべきだと持ちかけた。
真野は、黒澤が反省しているのかどうかも、異動を阻止するのがいいことなのかどうかもわからない、と言ってそれを断った。
あくる日、思わぬ事態が発生する。里井常務たち役員のもとへ、黒澤を非難するメールが送られてきたのだ。
これを受け里井常務は、経営企画部課長に黒澤を推すのは難しくなった、と平田に告げる。

次点候補者が緑川だと知った真野は、緑川に噛みついた。緑川は、決めるのは里井常務たちだが、黒澤より自分のほうが適任だと思っている、と言い放つ。
憤慨し、どうすればいいのかわからないと言う真野に、人見は「じゃあ、何がしたくないのか?」と尋ねた。真野は、「このまま放っておくこと」と返し…。