理事長室に戻った阿含たちは、フィンクとともに多聞を待つが戻ってこない。そこに予定通りに手術を終えたと梵天が現れ、フィンクへの病院のプレゼンをつつがなく終える。

そんな時、朱羅は救急隊員から、ある事を聞かされた。

多聞は梵天の部屋を訪ね、フィンクへのプレゼンを行なってくれたことへの礼を述べる。すると、梵天は新病院の件を自分にやらせてほしいと多聞に頭を下げた。

そこに朱羅が来る。朱羅が救急隊員に聞いたのは、梵天が帝釈総合病院は急患の受け入れ拒否はしないと消防署にふれ回っていたこと。

つまり、救命科を患者で溢れさせて潰そうと企てていたのだ。

フィンク(厚切りジェイソン)の手術を引き受ける朱羅(松本若菜)だがVFを起こしてしまい…

梵天がシラを切ろうとすると、多聞のPHSにフィンクが倒れたと連絡が入る。

運び込まれたフィンクは悪性心臓腫瘍だった。

すぐに手術を始めようとする朱羅を梵天が止める。失敗したら大問題になると言う梵天に、阿含院長が心臓のスペシャリストとしてフィンクの手術をするよう梵天に促した。

実は梵天の“成功率99%”とは、自ら手術に危険性のない患者を選別してのこと。失敗の危険性を伴うフィンクの手術を前に、梵天は震えが止まらず、ついには腰を抜かして倒れてしまう。

そこに朱羅が入ってきて、手術を開始。腫瘍の削除は成功するも、心臓がVF(心室細動)を起こす。

すると、気を取り直した梵天が原因を発見。朱羅に引き継いで、手術を終えた。

術後の梵天に、多聞がフィンクを救ってくれたことに感謝する。

そんな多聞に、梵天は学生時代から嫉妬していたと明かす。そして、梵天は自分に足りなかった1%は保身を捨てることだったことに朱羅から気づかされたと告げた。

朱羅は、いつものように急患の治療を行なっていて…。

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