元櫻坂46の菅井友香さんが、カンテレ×FODドラマ『ロンダリング』に出演し発見したことを語りました。
本作は、“死者の声が聞こえる”という役に立たない特殊能力を持つ男・緋山鋭介(ひやま・えいすけ/藤原丈一郎)が、嫌々ながらも社会の闇に足を踏み入れ、非業の死を遂げた人々の人生に寄り添い奮闘する、社会派ミステリー。

緋山のお世話係兼相棒で、霊が“見える”蒼沢夏凜(あおさわ・かりん)を演じる菅井さんにインタビュー。主演を務める藤原さんの印象や夏凜役について、霊や怖い話に関する思い出を聞きました。
菅井友香 『着信アリ』を見て高校生まで「お風呂が怖かった」

──まずは台本を読んだ感想を聞かせてください。
ホラー要素があると聞いていたので、最初は怖いのかなとドキドキしながら読んでいました。
でも、主人公の緋山に声をかけてくる霊の死の真相もそうですが、社会のなかなか光が当たりづらい問題に踏み込んでいる作品です。怖いという感覚よりも、後半に向かうにつれていろいろな謎が紐解かれ、つながっていく感じがミステリー小説を読んでいるように引き込まれました。
──怖い話は得意ですか?
怖い話も、お化け屋敷もあまり得意ではありません。小学生の頃に映画『着信アリ』を友だちと見に行ったのですが、それから高校3年生ぐらいまでお風呂が怖かったです。
そんなに引きずるくらい苦手なのですが、見えないからこそ霊には興味もあって。お化け探知機を持ち歩いていました(笑)。
──怖いのに、なぜお化け探知機を持っていたのですか?
1度、お化けにあって怖い思いをしたことがあったんです。そのときに「持っていたほうがいいよ」とすすめられて持つようになりました。
私の持っていた探知機は、危ない場所を色で判別してくれるものだったのですが、「ここ危ないかも」と思ったら探知機をかざして判別して。浄化機能もあったので、危ない場所は浄化をして。日々、ゲームのように楽しんでいました(笑)。

──そんな機械があるんですね。
科学に基づいて作られた機械だったようで、私はかなり信じていましたし、お守りのようなものでしたね。
でも、部屋の中で悪い霊がいるというサインの赤いランプが光ったときは、本当に怖かったです。すぐに浄化機能を発動させて、窓を開けて、霊を逃がしていました(笑)。