そんなある夜、人見や第一営業部の面々はとあるクラブを訪れ、清川のパフォーマンスを見て盛り上がる。

そこで清川は、遊びに来ていた大手外資系企業「BCオリバー」の社員たちに、第一営業部の仲間を紹介。これまではドラァグクイーンの活動を隠すために遠慮していたらしい。

第一営業部は、これまで通りのやり方を続ける岩谷らと、清川の一派に二分された状態のまま仕事を続けていた。

人見は、岩谷たちのことをもっと知りたいと、彼に同行することにする。

真野(前田敦子)の厳しい指摘に落ち込む堀(松本まりか)

同じ頃、人事部の面々は「多目的トイレ」の新しい名称をどうするか、頭を悩めていた。そこに戻ってきた真野は、多様性を進めるなかで社内各所で問題が起き始めていることを報告する。

清川らは、グローバル展開を推進すべくBCオリバーとの交渉を続けるが、思うようには進まない。

そんな折、清川が担当していたクライアントの一つ「勝文堂」から、担当者を変えてほしいとの連絡が入る。

堀は、多様性を尊重する取り組みに賛同していた部長たちから、撤回したいとの連絡を受けていた。社長・小笠原治(小野武彦)が反対してるからだという。

真野からも、個人的な感情で動くのは良くない、と指摘されたばかりだった堀は、すっかり落ち込んでしまう。

事情を知った人見は、堀のやり方はカッコいいと思う、と告げると、良い方法を思いついた、と言って堀に協力を求め…。