<コラム>『最高のオバハン中島ハルコ~マダム・イン・ちょこっとだけバンコク~』第10話
大人気シリーズ『中島ハルコ』もすでに第3期まできて、その第10話の、最終回へ向けてのクライマックス突入!!の、最大のラストどうなる!?必至の、最高潮へ持っていくべき超重要なその“引き”が、急に出てきた「誰?」=ナッツ(PRANEE MEECHAMNAN)って、うん、ホントにマジで、あんた「誰?」なんだよ!?
「誰?」は「誰?」でも、「誰?」にもほどがあんだろッ!!!前回流れた第10話の予告作った人が、つい「誰?」ってテロップつけて煽(あお)っちゃうその気持ち、わかり過ぎんだろッ!!
いやいやだけど、「誰?」ことナッツさん、最高だったね?まさかハルコ第3期のラスボスが、おそらく日本人は誰も知らないであろう初見の外国人キャストを配しちゃうという、とんでもない“賭け”に加え、中盤にタイ語だけで繰り広げられた、そこだけチャンネル合わせた視聴者は一体このドラマは何なのか“はてな?”にもほどがあった(ハルコはどんな場面でも大抵“はてな”ではあるけど…)、ナッツとラン(GEE SUTTHIRAK)の字幕だらけの攻防戦というチャレンジングを、ナッツの“ふてぶてしさ”ですべてを突破してしまう!あのキャッチー過ぎるキャラクター性よ!!!
もう、登場した瞬間から腹立ってしょうがなくって、履いてたヒール(かなり高め)にすら腹立ったわ。もうホントに、あんた「誰?」なんだよ!!!(もう「誰?」言いたいだけ)
っというわけで(?)最終回前の大事な回だっていうのに、「誰?」過ぎて、さすがの僕も面喰らっちゃったので、これまでの『中島ハルコ』の最終回への“引き”って、どんなんだったか?振り返ってみると…。
まず第1シリーズが、急に出てきたリトルハルコ(MAXのNANAさんが演じた、ハルコに立ち向かっていく身の程知らずキャラ…失礼)によって、ハルコ(大地真央)もいづみ(松本まりか)もロープぐるぐる巻きで危機一髪!!
で、第2シリーズが、こちらも急に開催された、急過ぎたにも関わらず有無をいわさぬ世界規模感だった「ハルコオークション」の出品物が盗まれちゃって、さあ大変!!
そして、今回の第3シリーズが、もれなく今回も急だった、マジ「誰?」=ナッツがランの会社を買収だのなんだので兆超えのマネーゲーム!?
って、うん、毎回毎回、最終回前のハルコ、特にひどいな!!!(褒めてます)
ロープぐるぐる巻き→世界規模の「ハルコオークション」→あんた「誰?」って、毎回毎回ホントひどいな!!!(だから褒めてます)
いくら今回のハルコが、ハルコ世界へ飛び出す!だったとはいえ、ラスボスが「誰?」ってさ…。令和の現代劇でロープぐるぐる巻きも、マジで急に言い出した「ハルコオーディション」も、大概ひどいけど、ドラマの規模が大きくなるにつれ、その最終回の“引き”も異次元の角度でバージョンアップさせてしまう(もしかしたら、バージョンダウンかもしれない)、ハルコ・イズ・オンリーワン!!!(意味わからん)