<コラム>『最高のオバハン中島ハルコ~マダム・イン・ちょこっとだけバンコク~』第7話

今週の『中島ハルコ』→「離婚危機の夫婦を二人羽織で解決」

うん、意味わからん!!!

今週の『中島ハルコ』も、ホントに意味がわからん…いいや今週の方こそ、最も、意味がわからん…うん、そう、これまでもずっと意味わからんがてんこ盛りだった、意味わからんドラマの金字塔を打ち立てた『中島ハルコ』の中でも(意味わからんドラマとは?)、『中島ハルコ』史上最も、意味わからん!!!

意味わからんが詰まりに詰まった、パンパンに詰まった、意味わからん!!!の大渋滞で、そんな中島ハルコ耐性が相当あるつもりの僕ですら、意味がわからなすぎて、終始大パニック。ああ、もう我慢ができない。

意味が、わからぁぁぁあああーーーーーーーーーんんんん(蒲郡に向かって)!!!

(ちょっとすっきり)

と、一旦自分勝手に落ち着いたところで、最大の“意味わからん”=二人羽織の謎、はとりあえず置いとくとして、そもそもの発端の“意味わからん”は「離婚危機の夫婦」ですよ。

だって、今回の相談内容は、週末婚してる夫婦の妻がやってきて、夫が内緒で女をつくって旅行してるっぽいから、「ハルコさん(大地真央)、旅行先についてきて」だったはず。で、そんなわけのわからない、唐突な依頼、さすがにハルコもそこまで付き合う義理もひまもねーぞ…なのに、同行者全員の旅費全部払うから、みんなそろってレッツゴー!という超ノンキ展開…意味わからん!!!

でもって、テレビドラマ全盛期、往年の連ドラ時代によくあった、みんなが中だるみしそうな中盤回に、出演者・スタッフ全員の慰安旅行も兼ねての、“どっか旅行へ行く回”=中身なんてあったもんじゃない、出演者ともどもとにかくどっか旅行に行ってキレイな画さえ撮れればオールオッケーみたいなテキトー“慰安旅行回”なのかと思いきや(何もかも失礼)、ハルコの側近・大谷(合田雅吏)の女将姿披露という、慰安旅行回じゃねーぞ、なめんなよ!という気合いのすさまじさ。意味わからん(慰安旅行回ってなんだよ)!!!

で、そっからの、違和感なさすぎる谷子女将(=大谷さん扮する女将)の活躍も相まって、夫の浮気が疑われた“女”は、実は夫の女装姿で、浮気なんかしてなくって、束の間の“解放”を旅行先で楽しんでました~っていう、意外過ぎるオチがまだ物語半分の25分過ぎ。意味わからん!!!あと半分残してオチがわかっちゃったら、これから何すんねん。マジで意味わからん!!!