朝になり、仮眠を終えた上杉は兼下と箕輪に謝罪。そして、通報への対応も素直に箕輪の指示に従う。
そんななか、雪はタクシー内で妻が破水したと言う男性からの通報を受ける。副台にいた与呉は陣痛だとしたら分娩が早まるかもしれないと雪に伝えた。
その言葉通り、間もなく分娩が始まってしまう。
雪(清野菜名)と与呉(一ノ瀬颯)はタクシー内での出産をフォロー
救急車に乗せる前に産まれてしまうかもと言う与呉の言葉を受け、雪はタクシー内で出産させようと男性を説得する。
そして、与呉の指示を受けながら、雪は出産介助を始めた。
ようやく赤ん坊は産まれるが、産声を上げない。赤ん坊の背を叩くよう男性に伝えると、しばらくして産声が。
ちょうどその時、タクシーは救急隊が待つ場所に到着。ホッと胸を撫で下ろす指令官たち。上杉の目にも感動の涙が…。
勤務後、上杉はわからないことがあったら聞いて良いかと雪に声をかける。雪も消防救助隊のことを聞きたいといい、情報交換を約束。
上杉は、通りかかった兼下にも、改めてよろしくお願いしますと頭を下げる。
兼下は「現場だけが主役じゃないってわかるといいな」と告げるが、上杉に意味は伝わっていない様子。
その頃、同じく勤務を終えた堂島は咳き込んでいた。口から離した手には血がついていて…。