橋本愛さんと瀬戸康史さんが、決断をする際に大切にしていることを明かしました。

ドラマ『にこたま』(FOD)で、共演する橋本さんと瀬戸さん。本作は、恋人、結婚、家族の“当たり前”を根底から揺さぶり、“正解のない愛”に徹底的に向き合う挑戦的なラブストーリー。人生の岐路に立つ登場人物たちの葛藤と選択が、日常の風景や季節の移ろいの中で、ポップでありながら深く繊細に描かれます。

めざましmediaでは、パートナー役での共演は初という橋本さんと瀬戸さんにインタビュー。お互いに聞いてみたかったこと、人生の決断の際の心得、そして得意な家事や好きなことなど、2人のプライベートに迫ります。

橋本愛「この悩んでいる時間もきっと財産になる」

――パートナー役で共演した感想を教えてください。

瀬戸:橋本さんは表現者として本当に素晴らしくて、監督からの細かいニュアンスや注文に対して、瞬時に表現できるスキルがある方です。細かい表情、声のトーン、目線など、見ていて「すごい」と思います。影響を受けて、僕自身のスキルも引き上げられている気がします。

橋本:(照れながら)本当にうれしいです。でも私も同じ気持ちです。撮影中に集中力が切れてくると、つい「さっきやったこと」を再生してしまいがちですが、瀬戸さんとは同じシーンを何度繰り返しても新鮮に感じられます。それはきっと、瀬戸さんが毎回新鮮な態度や感情で臨んでくれているからだと思うので、本当にありがたいです。

左から)橋本愛、瀬戸康史

――本作では「人生の大きな決断」が描かれます。お二人が大きな決断をする時に大切にしていることは何ですか?

橋本:私はいつも「死に際」をイメージしていて、「やらなかったことで死ぬ時に後悔しないか」がすべての判断基準になっています。結婚や出産も現実的な年齢になってきたこともあり、迷いも多いのですが、この悩んでいる時間もきっと財産になると思うし、後悔しないように生きていきたいです。

瀬戸:僕はシンプルに、「面白いか、面白くないか」の感覚で判断することが多いです。自分が「面白い」と思う直感を信じています。人生の大きな決断や出来事は、意外と突然やってくるものだなとも思っています。

俳優としてお互いをリスペクトしていると語ってくれた、橋本さんと瀬戸さん。インタビュー後半では、プライベートの過ごし方や「好き」なことを聞きました。