トップページへ

“好き”でつながる

ランキング
気になるニュース
アーティスト
め8 サムネ決定

【記録】「能登を忘れないで…」松任谷由実さん“能登半島地震の今を伝える写真展”実現で涙

この記事をシェア

シンガー・ソングライター 松任谷由実さん:
被災地に私も行った時に、「これは残すべきだなって」。見る人が自分のこととして引き寄せられるような記録を撮っておくべきだって。


め8 1

シンガー・ソングライターの松任谷由実さんがこう語るのは、2024年11月12日から開催されている、能登半島地震の“今”を伝える写真展で展示されている写真についての思い。

この写真展は、2015年から石川県観光ブランドプロデューサーを務める松任谷さんが発起人となり、実現しました。

め8 ユーミン3館内様子

(12月25日まで開催の「写真展 能登 20240101 -316days later-」)

開催に先立って会場を訪れたのは、シンガー・ソングライターの松任谷由実さんと、展示写真を撮影した写真家の佐藤健寿さん。

佐藤さん・松任谷さん2S

(左:松任谷由実さん 右:写真家 佐藤健寿さん)

2024年元日の地震発生から316日間、被災地を撮り続けた佐藤さんの写真約120枚が展示されています。

め8ユーミン1マンホール

道路の真ん中に隆起しているのは、「マンホール」。

め8 ユーミン2がれき

多くのがれきが散乱し、焼け落ちた建物や車。かつてにぎわっていた町の面影は、どこにもありません。

め8 能登を忘れないってことは

松任谷由実さん:
ああこれも…。「能登を忘れない」っていうことは、どういう世界に自分は住んでいるのか、属しているのかを忘れないっていうことだと思うんですよね。


め8 ユーミン7属しているのを

写真家が語る「能登の人々の強さ」

現地で撮影を続けた写真家の佐藤健寿さんに話を聞くと、強く印象に残っているのは「能登の人々」の姿だといいます。

め8 ユーミン8印象に残っているのは

佐藤健寿さん:
ちょっとびっくりしたのが、すごく明るいんですよ。お母さんがすごく笑いながらお話聞かせてくださって…、なんかその「強さ」というんですかね。


め8 ユーミン9その強さ~

7月には、能登町で開催された「あばれ祭」に佐藤さんは松任谷さんと一緒に参加。

め8 ユーミン10あばれ祭

(2024年7月 あばれ祭に参加した松任谷由実さん)

みこしを水や炎でボロボロになるまで壊す祭りで、佐藤さんは街を“破壊”した自然の猛威に直面しながらも、“破壊”という祭りで応える人々の覇気に心が震えたといいます。

め8 あばれまつり

松任谷由実さん:
きれいですね。この美しさを知ってしまうと祭りはやめられないですよね。

松任谷さんが涙…心を震わされた1枚の写真

松任谷さんが心を震わされたという1枚の写真がありました。

め8 鐘

珠洲市・見附島の海岸で撮られた写真。
ここは「恋人の聖地」と呼ばれ、縁結びの鐘が人気の場所です。


め8 ユーミン13グッときますよね

松任谷由実さん:
雑誌の撮影で行ったときに、女性スタッフが独身の人が多かったから一目散にみんなでこのこの鐘に走って行ったっていう…。
なんかそういう楽しい思い出とか笑顔とかが重なると、グッときますよね 風景って。


自身の思い出と写真を重ね涙ぐむ場面も。

なぜ、震災から1年がたとうとしている今、写真展を開催したのでしょうか?

め8 ユーミン14自分のこととして

松任谷由実さん:
この展示はね、啓蒙的なものでもなんでもなく1人1人が自分の中に“気づき”を持ってもらうために。自分のこととして捉えてもらいたいなと思います。

松任谷さんの楽曲acacia[アカシア]に込められた思い


め8 ユーミン

倉田大誠アナウンサー:
スタジオで流れているこのacacia[アカシア] という曲。松任谷さんにとって石川県は第2の故郷で、ご自身が表現する上でとてもゆかりの深い場所なんですね。
ご自身が石川県内灘町のアカシアの砂防林の風景を見たときに、感動して作った曲がまさにこのacacia[アカシア] だったということです。


め8 ユーミン16谷原さん

MC 谷原章介:
良い曲ですよね。
3.11の写真とかって今見てもあのとき自分たちはどう感じたのか、とか災害前にそこには普通の暮らしがあって、でもその普通の暮らしを、人々の笑顔を奪ってしまったんだなってことがぐっと胸に響くんですけど、能登の場合はまだまだ現在進行形で普通の生活に戻れていない方、もしくは地元から離れてしまって、帰りたいけど帰れない方がたくさんいらっしゃるわけじゃないですか。そういう人々の暮らしを一瞬で奪ってしまうこういう災害っていうのは、日本中どこでも起こりうるんだ。これはもう一地方のこととしてではなくて、日本に住む僕ら、世界中どこの人も他人事として捉えてはいけないなって強く感じさせられます。

倉田大誠アナウンサー:
最後に撮影を行ったのが、10月25日ということでまさに能登の“今”を感じる写真展となっております。


(『めざまし8』 2024年11月15日放送より)

画像アイコン

この記事の画像

(全16枚)

16枚の画像を見る
16枚の画像を見る
太陽

関連記事

【写真16枚】「能登を忘れないで…」松任谷由実さん“能登半島地震の今を伝える写真展”実現で涙

【写真16枚】「能登を忘れないで…」松任谷由実さん“能登半島地震の今を伝える写真展”実現で涙

【警戒】インフルエンザが“最も早い流行”…熱がでない“隠れインフル”に要注意!感染症3つ同時流行で“トリプルデミック”も

【警戒】インフルエンザが“最も早い流行”…熱がでない“隠れインフル”に要注意!感染症3つ同時流行で“トリプルデミック”も

2024年11月15日

|

14:53

【超満員】とんねるず 29年ぶり武道館ライブに1万8000人が大熱狂!会場に“ダメ出し”で盛り上げる!?

【超満員】とんねるず 29年ぶり武道館ライブに1万8000人が大熱狂!会場に“ダメ出し”で盛り上げる!?

2024年11月11日

|

15:27

【快挙】俳優デビュー50年長塚京三(79)最高齢での東京国際映画祭・最優秀男優賞受賞「もうちょっとこの世界で…」

【快挙】俳優デビュー50年長塚京三(79)最高齢での東京国際映画祭・最優秀男優賞受賞「もうちょっとこの世界で…」

2024年11月07日

|

15:49

太陽
気になるニュース
の最新記事
「世間体も気にせず暮らすのがラク」東海林のり子(90)の長生きの秘訣「生きがい」の“推し”のライブを堪能し「今日で2歳長生きできそう」

「世間体も気にせず暮らすのがラク」東海林のり子(90)の長生きの秘訣「生きがい」の“推し”のライブを堪能し「今日で2歳長生きできそう」

2025年03月02日 |

14:00


「光を再び」銅線盗難でグラウンドの照明が一部使用できず 少年野球の子どもたち悲しみ…復旧に3000万円 ふるさと納税型クラファン開設

「光を再び」銅線盗難でグラウンドの照明が一部使用できず 少年野球の子どもたち悲しみ…復旧に3000万円 ふるさと納税型クラファン開設

2025年02月28日 |

17:01


45年の歴史に幕 新宿アルタきょう閉幕 「大型ビジョン」「笑っていいとも!」“時代を変えた”4つの理由

45年の歴史に幕 新宿アルタきょう閉幕 「大型ビジョン」「笑っていいとも!」“時代を変えた”4つの理由

2025年02月28日 |

16:47


【第5次ドーナツブーム】「生食感」や「韓国ドーナツ」SNSでバズる仕掛けも!? 行列店 人気の秘密

【第5次ドーナツブーム】「生食感」や「韓国ドーナツ」SNSでバズる仕掛けも!? 行列店 人気の秘密

2025年02月27日 |

16:09


小学生時代の小さな失敗を今も気にしている…川村エミコが明かしたネガティブ思考に「私も同じタイプ」とSNSに共感の声!

小学生時代の小さな失敗を今も気にしている…川村エミコが明かしたネガティブ思考に「私も同じタイプ」とSNSに共感の声!

2025年02月21日 |

22:00


【追悼】西田敏行さんお別れ会 三谷幸喜が明かす“アドリブ禁止”エピソード…戸惑いから「いい芝居をするじゃないか」

【追悼】西田敏行さんお別れ会 三谷幸喜が明かす“アドリブ禁止”エピソード…戸惑いから「いい芝居をするじゃないか」

2025年02月19日 |

16:05


太陽

#めざまし8の最新記事