中村江里子「結構キレやすい、戦う私を見てください（笑）」連続窃盗犯だったベビーシッターや、携帯電話を盗んだ犯人を自ら確保

――収録はいかがでしたか？

すごく楽しくおしゃべりさせていただき、ありがとうございました。

――「華麗なるパリ履歴書」では過去から現在まで振り返りました。

随分前のことなんですけれど、懐かしく思い出しつつ、いろいろなことがあったんだなと改めて、振り返りました。

――特に印象に残っていることはありますか？

夫との出会いもそうですけど、ベビーシッター事件…。いろいろな事件に遭遇するとは思っていなかったし、窃盗犯だったベビーシッターを自分が退治するという部分を含めて、チャレンジャーだったなと思います。

――パリに行って性格が変わりましたか？

アナウンサーという仕事をしていても、あんまり自分がしゃべるタイプではなかったんですけど、海外だと自分が思ったこととか、嫌だと思ったことを主張しないと、なめられるじゃないですけど、そういう部分があって、思ったことは言うようになって、たくましくなっちゃいました（笑）。

――ボクシングもやっているそうですね。

ボクシングは48歳からやっていて、どこを目指しているんだと言われています（笑）。

――40代後半、50代はいかがでしたか？

急に別居して、今まで遊んでなかったから夜の街に行き、しばらくハマっていました（笑）。

――ご主人と結婚する前の“偶然”には、縁を感じましたか？

そのときは、全然お互い興味がなく「あ、あのときの人だ」くらいで、こんなところで会ってたんだなって。それがすごくスペシャルなこととも思っていませんでした。

さすがに3回目で「わあ、こんなことってあるんだ」とは思いましたが、運命と思っていたら、すぐに食事に行っていたと思うので、ある意味時間をかけて今にいたります。

――ご主人は一目ぼれだったのでは？

私はものすごく現実的で、彼はすごくロマンチストです。彼にも「君は、本当にロマンチストじゃない」って言われています。

私は、夢を見てフランスに行ってないし、現実を見ているので押しに弱いとかもないです。彼は、3回も私にドタキャンされて「えー」ってなっていたらしいんですけど、最後に花のプレゼントをして「これで反応なかったら、ただの失礼な女だな」と諦めてアプローチを終わりにしようとしていたみたいです。

彼は一目ぼれとも言ってなかったけど、3回目に東京で偶然会ったときは「あ、何か行かなきゃ」とは思ったらしいです。私は、結婚するとは思っていなかったです。

――日本とパリどちらが住みやすいですか？

それは日本に軍配があがりますね。今回、東京に来て快適で、電車も時間通りに来てストレスもなく、電車の中は静かだし。パリの地下鉄はみんな耳元ですごいしゃべっていて、うるさい（笑）。

子育ては、フランスの方がしやすいと感じました。東京で子育てをしている周りの人たちの話を聞くと、すごく良いなと思う面もありますけど、ママ業を楽しめるのはフランスかなと思います。イライラせずに楽しめる環境だと思います。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

結構キレやすい、戦う私を見てください（笑）。

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