『おかべろ』は、とあるテレビ局近くのダイニングバーを舞台に、常連客の岡村隆史(ナインティナイン)さんと、店主の石田明(NON STYLE)さん、アシスタントの橋本和花子カンテレアナウンサーが、有名人から“ここだけ”の話を引き出すトークバラエティ。

関西地区では土曜の午後に、関東地区では日曜深夜に、カンテレ・フジテレビ系の各局でも放送日時を変えて、系列28局で放送されています。

7月5日(土)(関西地区)は、デビュー60周年を迎えた一方、イメージを覆すとんでもない進化を遂げていると話題の歌謡界のレジェンド・小林幸子さんが来店します。ロケ出演で、間寛平さん、村上ショージさんが登場。アシスタントは、橋本和花子カンテレアナウンサーが務めます。

小林幸子「よくわからないんだけど、面白そうだからつい乗っちゃったの!」

岡村隆史さん&石田明さんは「60年間ずっと(芸能界に)いるって、エグいですね。怖くなってきました」と、そのすごさに驚きを隠せません。

左から)橋本和花子、石田明、小林幸子、岡村隆史

進化のキッカケとなったのは、重量3トン、高さ8.5mという豪華衣装“メガ幸子”でとんでもないインパクトを残した、2009年の『NHK紅白歌合戦』。

当の本人も「(初めて紅白で)歓声、拍手に続いて笑いが起きてうれしかった!三冠よ!」と手ごたえを感じたといいます。

この衣装などが「ラスボス(テレビゲームの最後に出てくる強力なボス)みたい」と、老若男女問わずネットで話題に。その後、ニコニコ動画からオファーが届き「よくわからないんだけど、面白そうだからつい乗っちゃったの!」とネットの世界へ。

ニコニコ動画で小林さんの歌が流れると、タイムリーに表示されるメッセージは「ラスボス、ラスボス」のオンパレード。これに気を良くした小林は、さらなる進化を遂げます。

最初の進化は「超ミニスカギャル」。ニコニコ動画のイベント『ニコニコ超会議2024』でDJをやってみないかとオファーが舞い込み、「ギャルの格好をしませんか?」というスタッフの提案に、小林さんは「いいね!」と即答。大物歌手がギャルDJに挑戦することに!

小林さんは「どうやったらギャルっぽくなれるのか?」と事前に勉強し、なんと当日は、つけまつげ8枚、ネイルはギャル仕様、ミニスカートという出で立ちで「アゲアゲ~」とテンションMAX!そんなギャルDJ・さちぴの姿に、会場は大盛り上がり。さらに、変身願望が強い小林さんは、ギャルだけでは飽き足らず、プライベートでもさまざまなキャラクターに変身しまくっていました。

次なる進化は「“魔王”として漫画の主人公に」。ここでも、小林さんのフットワークの軽さが功を奏し、マネジャーからの説明がほとんどないままにとんでもない漫画が完成。

岡村さんは「周りのスタッフさんが面白いですね」と言うと、石田さんも「ゆるめにしか(小林さんに)報告してないですね」とツッコミを入れます。漫画の中では“異世界小林幸子 ~ラスボス降臨~”と、ここでもまさかの“ラスボス”での登場となりました。

小林さんの進化は続き、『ニコニコ超会議2025』では、10万人が来場する盆踊りイベントで、超ド派手な衣装の“ネ申「サチネ申さま」(さちがみさま)”として登場。会場は「サチネ申さまが降臨」と興奮のるつぼに。

実は、イベント当日、小林さんは予定になかった提灯(ちょうちん)のついたヘッドドレスを急にかぶせられたと語り、岡村さんがすかさず「またや!!(小林さんに相談もなく)黙って提灯つけときましょか」とマネジャーやスタッフが勝手に行動したのではないかと推測。小林さんは「その通り!!」と…。

そして、サチネ申さまの次は「バーチャル世界で巨大ロボに進化!」。

またもスタッフから「(VTuberについて)あまりわからないけど、面白そうだからやってみませんか」と言われるままに挑戦。VTuberの“キズナアイ”さんとのコラボで、小林さんは巨大ロボに乗り込み、パフォーマンスを披露。

さらに、60周年の記念イベントでは、デビュー当時の10歳の小林さんのAIが登場したと語ると、石田さんが「僕らが気づいてへんだけで、もしかしたら幸子さん、今ロボットかもしれないですよ」とスタジオの笑いを誘います。

『おかべろ』は、7月5日(土)14時28分~カンテレ(関西ローカル)、7月6日(日)26時20分~フジテレビ(関東ローカル)ほかで放送されます。