スケートボード男子ストリートで、土壇場からの大逆転、五輪連覇を果たした堀米雄斗選手(25)。

SNSなどで、勝利への祝福とともにトレンド入りしたのが、堀米選手がはいているスニーカー「堀米ダンク」です。

2023年8月に発売された堀米選手とNIKEのコラボモデルで、正式名称は、「NIKE SB DUNK LOW×YUTO “Wolf Grey”」。取り扱っている店舗には、「五輪を見て」という人が多く訪れていました。

会社員(30代):
(パリ五輪を)見てて気になったんですけどね、やっぱり。正直、堀米モデルっていうのを知らなくて、オリンピックで履いているのを見て、初めて知ったんですよ。欲しくなりますね、めちゃくちゃ。

学生(20代):
ネットですぐ調べたんですけど、やっぱり“プレ値”がついちゃっていて、値段にもびっくりしました。

堀米選手の金メダル獲得の効果か、今、「堀米ダンク」の価格が高騰!
定価1万7600円だったものが、オークションサイトなどでは、高いもので7万円を超える価格で出品されています。

人気の秘密を店長に聞いてみると…。

「SNKRDUNK HARAJUKU」タフリー謙店長:
(選手個人とコラボするのは)結構異例なことで、スニーカーショップさんとか、ブランドさんとか、企業さんとかはコラボっていうのはよくあることなんですけど、一個人がってなるとかなり異例なことなので、それだけ世界的に評価されているアスリートであり、スケーターなのかなと思います。

家紋が“力の源”

堀米選手自身がデザインした「堀米ダンク」。
白とグレーを基調にオリーブ色、茶色、ピンクが差し色として使われていますが、これは堀米選手がスケートボードを始めた、東京・江戸川区にある「小松川公園」のアスファルトや桜並木を表現しているといいます。

そして最も特徴的なのが、かかとのサイドにあるマーク、これは「堀米選手の家の家紋」になっています。

堀米選手は、過去のインタビューで、この家紋が“力の源”になっていると話していました。

堀米雄斗選手:
家紋には自分一人ではない、家族や友達、みんなと一緒に戦っている。孤独な時にこのロゴを見るといろいろと思い出せて、元気をもらっている。


(『めざまし8』 2024年8月1日放送より)