今年2024年は4月から既に暑い日が多くなっていますが、なんと春の汗は夏よりもにおいがきつくなる傾向があるようなんです。
実は夏よりやっかいな「春の汗」対策について、「めざまし8」天達気象予報士が解説します。
天達武史気象予報士:
皆さん、春は「汗のにおい」に注意です!
小室瑛莉子アナ:
春はまったく対策してなかったです…。
天達武史気象予報士:
そうなんですよ。汗というと夏のイメージがあると思うんですが、夏の汗って「乾きやすくてさらっとした汗」なんですよね。
一方、春の汗について、東海大学理学部 関根嘉香教授に伺うと、「汗腺がまだアクティブになってない、動ききってないので一つの汗腺に対する負担が大きくなる」ようなんです。そのため、ミネラルが非常に多く含まれた「ベトベトした汗」が出やすいということなんですよ。
そういう汗って乾きにくくて、においのもととなる“常在菌”などの環境が整ってしまうので、それがにおいにつながってしまうということなんですよ。
小室瑛莉子アナ:
これってどう対策すればいいんですか?汗腺を1個ずつ何かするわけにもいかないですし…。
天達武史気象予報士:
はい。自分でまずにおいを確認する方法っていうのがあって…。
小室瑛莉子アナ:
確認!? 自分のにおいを…?
天達武史気象予報士:
ワキとかにそういう汗腺があるそうなので、下着とかを脱いでちょっと確認してみてください。
小室瑛莉子アナ:
人のはわかるんですけど、自分のにおいってわかんないような…?
MC谷原章介:
ほりもんは自分の汗のにおいってわかる…?
ほりもん:
ほりもんは外側というより、内側からのにおいぷんぷんです。
小室瑛莉子アナ:
どういうことですかぁ~?ほりもん~!
まあ…たしかにほりもんって…、ちょっとにおいそう(笑)
天達武史気象予報士:
東海大学理学部 関根嘉香教授によりますと、対策としては意識的に汗をかいて、汗腺を刺激するといいとのことです。春は冬の間に休眠していた汗腺が十分に機能していない状況ですから、汗をかきやすい体をつくるというのがポイントです。
少し熱中症対策にも似ていますが、ウォーキングなど無理のない程度に少し運動して、ちょっときついなぐらいの感じで汗をかいて、入浴をしてまた汗を出す。そういう対策をするといいそうです。
(『めざまし8』 2024年4月18日放送より)
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