左右馬と鹿乃子くん…はもう、言わずもがなラブラブで♡

『噓解きレトリック』のアイデンティティである“ウソを聞き分ける能力”が存分に発揮されていたし、“誰が本当の孫なのか?”という謎もちゃんと興味深いミステリーに仕上がっていたし、その中で鹿乃子くんのプリティウーマン的テイストもあったり(だけどだけど、左右馬にも着替えてほしかった!左右馬の蝶ネクタイ姿が死ぬほど見たい!ファンサービス!ファンサービス、足りませんよ!?…誰に)、とはいえちょっと怖い要素…鹿乃子くんの能力がバレてしまった?!っていうサスペンスも残しつつ、だけど、今回のオチはとてつもなくハートウォーミングで、だけどだけど、そんなこんな結局のところ、僕的最重要注目ポイントである、左右馬と鹿乃子くん…はもう、言わずもがなラブラブで♡(今回、ついに、手まで、つないでたしね!ね!?)おじさん(=僕)、至福のとき!っていう(?)、『噓解きレトリック』のすべてのいいところが、ぎゅっと全部詰め込まれた良回!でしたね!?ごちそうさま!!!(誰に!?)

で、で、で、今作のメイン演出が、西谷弘監督で(第1、3、8話担当/『ガリレオ』『昼顔』ほか)、次に永山耕三監督で(第2、7話担当/『東京ラブストーリー』『ロングバケーション』ほか)、その次が鈴木雅之監督で(第4、5話担当/『HERO』『ラジエーションハウス』ほか)…っていう、フジテレビのレジェンド3監督が担当する!っていうのまでは聞いてた(発表されてた)けども、今回が、まさか、なんとあの河毛俊作監督とは(『抱きしめたい!』『新宿野戦病院』ほか)。

河毛監督らしい、人物描写の奥深さとユーモアがあり、鹿乃子くんが変身する様は高揚感とトレンディにあふれ、そして苦みのある後味も残しつつ、全体の印象としては、とてつもなくスタイリッシュ!!まさに、河毛監督演出!!

まさか、『新宿野戦病院』から間髪入れずの新作が『噓解きレトリック』で見られるなんて。そして、どの回もそうだけど、監督それぞれの持ち味も活かしつつ、だけど今作の世界観はちっとも壊れない。この『噓解きレトリック』の強度!!!

もう、興奮ついでに関係ないこと書くけど、河毛監督が手がけた伝説の名作『ギフト』がFODで初配信されたので、こちらもぜひ見ましょう(回し者か!)