<月9ドラマ『噓解きレトリック』登場人物・キャスト一覧>
稲荷の掃除をして帰って来た祝左右馬(鈴鹿央士)と浦部鹿乃子(松本穂香)。

2人が探偵事務所に戻ると、女性に声をかけられる。女性は行き場所も金もなく困っていたら、祝探偵事務所の大家に会い、事務所に住んで良いと言われたと話す。
鹿乃子の耳にはその言葉に嘘は聞こえなかった。

左右馬は渋るが、女性は大家からの手紙を左右馬に渡す。手紙には“彼女を泊めたらたまっている家賃をなしにする”とあった。
この条件で左右馬が断るはずもない。話がまとまると、女性は2人に青木麗子(加藤小夏)と名乗った。

左右馬たちが麗子を連れて「くら田」に行くと、店にいた六平(今野浩喜)が麗子を見て美人だなどと褒めそやし酒を酌み交わし始める。
2人の会話を聞いていた鹿乃子は、麗子が自身の境遇を話す言葉に嘘を聞く。

そんななか、急に左右馬が鹿乃子に「鈴蘭って、夏の花だよね?」と尋ねる。梅雨前に咲く花だと答える鹿乃子。左右馬は麗子がしていた冬用の手袋に鈴蘭の刺しゅうがあることを疑問に思っていた。
麗子に早く出ていってもらうための作戦を画策する左右馬は、「青木麗子という名前、嘘ですよね?」と麗子に突きつける。
彼女は否定せず「本当の私は誰にも秘密」と返し、自分自身のことをすべて嘘で語った。

そんなところに、端崎馨(味方良介)が来て左右馬を連れ出す。鹿乃子は麗子と話すうちに、どうやら失恋をして家を出てきたのではないかと推理して…。
