<月9ドラマ『噓解きレトリック』登場人物・キャスト一覧>
九十九夜町に雪が降り、本格的な冬を迎えようとしている。
祝左右馬(鈴鹿央士)の探偵事務所で助手として働く浦部鹿乃子(松本穂香)は、母・フミ(若村麻由美)宛の封書をポストに投函(とうかん)。
鹿乃子はこれまでもフミに手紙を出していたが、この時、初めて事務所の住所を書き、フミからの返事を待っていた。
ある日、倉田タロ(渋谷そらじ)と会った鹿乃子は「サンタクロースに何をお願いしたの?」と聞かれる。「サンタクロース?」と聞き返す鹿乃子。
タロは鹿乃子がクリスマスを祝ったことがないと知って、あることを思いつく。
母・ヨシ江(磯山さやか)に、お食事処「くら田」でクリスマス会を開くことを提案するタロ。鹿乃子には内緒で、父・達造(大倉孝二)に料理を作ってもらい、左右馬はもちろん、端崎馨(味方良介)たちにも飾り付けを協力してもらうことに。
後に企画を聞かされた左右馬は渋い顔。嘘を聞きわける力を持つ鹿乃子に内緒事は難しいからだ。
一方の鹿乃子は、町で探偵依頼を求めるビラを貼っていた。
掲示板にビラを貼っていると、書店から嘉助(黒川想矢)を追って、利市(橋本淳)が飛び出してきた。利市から嘉助を捕まえる手助けを頼まれた鹿乃子は応じる。
左右馬はつくも焼き屋のじいさん(花王おさむ)が寺へ屋台を出すので、寺までの屋台引きを手伝いがてら、稲荷を掃除。
すると婦人に声をかけられた。左右馬は、祝探偵事務所への行き方を尋ねる婦人が鹿乃子の母・フミだとわかり…。