「RANDOM」誕生の瞬間!MV撮影の裏側にも潜入

『おっパン!』は、多様性をテーマにした物語ということもあり、多国籍なメンバーが集まったアイドルグループにしようと、オーディションを経て、メンバーを決定。

センターを務めるソジュン役には、韓国出身のキム・ジョンヨプさん。日本人メンバーとして、ふうと役に明石陸さん。かなた役に倉由竜宇さん。パフォーマーのエミール役に、フランス出身のEliot YMHさん。ヘンリー役に、中国出身のRYUOさんが選ばれました。

美香が推すソジュンは、原作にも登場するキャラクターですが、ソジュンを演じるキムさんは、普段はDJなどをしており、実はダンスも歌も未経験。演技の仕事も初めてのため、撮影当日はガチガチに緊張していたといいます。

メンバーが初めて顔を合わせたのが、昨年9月29日。都内の練習スタジオに現れた5人に、監督からある重大な事実が告げられます。

それが「2週間後にMV撮影」。

本来ならば、練習のため数ヵ月の時間が必要な状況ですが、撮影スケジュールの関係もあり、練習開始からわずか2週間でMVの撮影が行われることに。

そのため練習初日から、「振り付けを覚える」という難題を与えられました。ダンス未経験者のキムさんとRYUOさんは、ダンス指導の先生の動きについていけない様子。

普段、フリースタイルでダンスをしているエミール役のEliotさんも、決められた振り付けを覚えるという作業に悪戦苦闘。

そんな3人を救ったのが、ふうと役の明石さんと、かなた役の倉由さんでした。

「1、2、3、4」とリズムをとりながら動きを指導する先生に合わせ、すぐに振り付けを理解した2人は、悪戦苦闘するほかの3人に声をかけながら、ひとつずつ、丁寧に動きをおさらい。

特に、倉由さんはたった一度のデモンストレーションで完コピし、鏡の前で先頭に立って皆の動きをリード。時折、「今の良かった!」「惜しい!」など声をかけ合いながら、次第にチームワークが形作られていく様は、まさに新グループ誕生の瞬間を垣間見ているようでした。

RANDOM

そんななか、迎えた10月11日のMV撮影の日。

センターを務めるキムさんは、その一生懸命さがまさに美香の推しメンであるソジュンそのもの。

倉由さんの動きはキレキレで、明石さんはボーカルパートで全体を引っ張り、EliotさんとRYUOさんが全体に華を添えます。

曲をかけながら同じ動きを何度も繰り返し、撮影が終了したのは、まさに日が落ちんとする夕刻ギリギリの時間。監督の「カット!OK!」の声とともに、その場にいたキャスト、スタッフ全員が自然と大きな拍手でそれぞれをねぎらいました。

「この2週間、RANDOMのことしか考えてなかったから、もうクランクアップしたみたいな気持ち」。そう語った、監督渾身のMVがドラマの公式YouTubeで配信されています。