プールサイドや飛び込み台など至る所にヒビが入っているプール。
塗装がはげ、めくれてしまっている部分もあります。
時計も止まったまま…。
ここは愛知・尾張旭市のオープン46年目を迎えた「尾張旭市民プール」。
中学生以下の利用料金は100円とお手頃で、7月と8月の2カ月限定の営業にも関わらず、年間約2万人が訪れています。
尾張旭市役所 企画課 丹羽祐己係長:
造ってから年数がたっておりますので、全体的に老朽化が進んでいるといったところです。
尾張旭市民(20代):
他のところと比べたらボロいなみたいなのは思ってました。
尾張旭市民(60代):
もしも今度どこかが故障したら、もう閉鎖しかないのかなと。
市としては、改修したい気持ちはあるものの、財政的に厳しい状況にありました。
しかし、そんな市に手を差し伸べる救世主が現れたのです!
「6億円寄付」の救世主現る!
尾張旭市役所 企画課 丹羽祐己係長:
尾張旭市にゆかりのある50代の会社経営者の方から、市民プールのリニューアルに関する寄付の申し出がありました。概算にはなりますけれども、5~6億円ぐらい。
市民も驚きを隠せません。
尾張旭市民(80代):
6億!? かぁーっ!すごいな!拝まにゃいかん。
名古屋市民(70代):
びっくりしちゃった。腰が抜けそう。アハハハ!
この市民プールの改修に6億円もの寄付とは…。
“救世主”が支援を決めた理由は、偶然と、かつての思い出だったといいます。
寄付のきっかけ「昔よく自分のこどもを連れて…」
きっかけは、2024年4月。尾張旭市にゆかりのある50代の会社経営者が、プールの前を偶然通りかかった時だったといいます。
<尾張旭市にゆかりのある会社経営者(50代)メッセージより>
「元気に遊ぶこどもたちの姿を見かけ、昔よく自分のこどもを連れて行っていた頃のことを思い出した。
老朽化が進んだプールを目の当たりにし、地域のこどもたちに、きれいなプールで楽しく、
安全に遊んでほしいという思い、そういった環境を残していきたいという思いから、寄付をすることを思い立った」
「子供たちのためにプールを守りたい」と、プールの改修費として約6億円もの寄付を申し出たというのです。
尾張旭市民(10代):
一人でこんなに…最初嘘なんじゃないかってちょっと本当に思いましたね。
尾張旭市民:
尾張旭のプールをすてきにしてくださってありがとうございました!
リニューアルにあたり、日よけを増やしたり幼児用プールに遊具を増設したりする案が出ている尾張旭市民プール。オープンは2026年の夏を予定しているということです。
(『めざまし8』2024年12月13日放送より)