そして翌日。佑馬の静止を振り切り、海斗は会議中の理事会議室へと突入。監視カメラの映像を映し、鮎川を問い詰める海斗。しかし鮎川は「すべて憶測に過ぎない」と突っぱね、市子も鮎川に同調して会議を再開しようとする。

そこで立ち上がったのは郁弥だった。郁弥は、智信の容体が急変した直後、鮎川が犯行に使用したカリウムを市子に渡している監視カメラの映像を提示。さらに、郁弥は佑馬が市子を問い詰める音声データを持っていた。

「叔父さんを殺したのも、海斗くんをさらったのも、全部母さんたちなの?」という佑馬の問いかけに「この病院のためよ」と答える市子。

この前日、郁弥は佑馬に接触していた。鮎川が市子にカリウムを渡す映像を見て動揺している佑馬の気持ちを利用し、「理事長に直接確かめてみては?」と促し、カバンにボイスレコーダーを仕込んだのだ。

もはや言い逃れできなくなった市子に対し「なんでそんな偉くなりたいんだよ!権力が欲しいんだよ!狂ってるよ!」と詰め寄る佑馬。市子は佑馬にビンタし「お前のためだろうが!」と馬乗りになって泣き喚く。

父親の死と、自分が5ヵ月間も眠らされていたことの真実を知り、やるせない気持ちになる海斗。