佑馬は理事長室に忍び込み、何かを求めてデスクを物色していた。
郁弥が訪ねてきて、佑馬はとっさにデスクの下に隠れる。そこへ市子が戻ってきた。郁弥の求めに応じ、書類に理事長印を押す市子。郁弥の発言に苛立つ市子は、郁弥が部屋を出るやいなや大声で叫び、机を叩いて怒りを爆発させた。

そのすぐ下で、じっと身を潜めていた佑馬は、市子が出て行った部屋で、理事長印を手に取り…。
その頃、海斗は陽月の妹・美咲(白山乃愛)の担当医が郁弥であること、そして郁弥と陽月が婚約したことを知りショックを受けていた。

マスターデータの開示請求書の許可印を市子に無断で押した佑馬は、海斗とともに警備会社に赴く。智信の病室の入り口を映す監視カメラのマスターデータに映っていたのは…院長・鮎川賢二(梶原善)だった!
予想外のことに動揺する海斗と、モニターを見て何かを発見する佑馬。

海斗から監視カメラの話を聞いた紗耶は、一枚の写真を渡す。そこには鮎川とともに、海斗が眠らされていた診療所の医者が写っていた。それでも郁弥への疑念が消えない海斗は、明日の理事会でこの件を追求する決意を固める。