長倉万理子(内田有紀)が新たに取り組んでいたのは月9ドラマの企画書。
それは万理子が吉野千明(小泉今日子)へ抱いてきた「思い」をテーマにした、彼女が書く初めてのオリジナルの物語だった。
一方、水谷典子(飯島直子)は掃除をすれども、自宅が片付かないのみならず、一人暮らしの寂しさからやる気を失っていた。
別の日。長倉真平(坂口憲二)と知美(佐津川愛美)一家がカフェ「ナガクラ」で盛大なパーティを開催することに。
真平に言われて、その準備終了まで千明宅で待機する千明と長倉家の面々。重大な発表が行われるとのことだが──。

いつもの女子会メンバーの1人、荒木啓子(森口博子)が千明と水野祥子(渡辺真起子)をランチに呼び出した。
その後、「今の千明さんにスタッフルームに入ってほしくないです」と、長年にわたり千明の片腕を務めてきた三井(久保田磨希)が厳しい言葉を向ける。
彼女の思いがけない叱咤激励(しったげきれい)に、千明は再び気合いを入れ直すのだった。
そして、長倉和平(中井貴一)のほうにも運命の日がやってくる。
それは伊佐山良子市長(柴田理恵)から打診されていた、次の鎌倉市長選立候補への和平の意思を伝える日。市長の熱い思いに対して、和平が出した結論とは…。
