中越紘海(北川景子)が、仇(かたき)である結城旭(大森南朋)のもとで働いていることが東砂羽(仁村紗和)に知られてしまった。

砂羽が週刊誌の記者だと知った紘海は、彼女の態度から自分の正体がバレたことを察して警戒するが、紘海の真意を知りたい砂羽は、帰宅する紘海を密かに尾行する。

そんななか、悲願だったスーパーの関西進出を果たすことになった旭のもとに、クライアントである藤田正臣(大門正明)がやってくる。

契約を目前に控え、藤田との関係をより強固なものにしたい木戸雅人(中原丈雄)と旭は、家族も東京へ旅行に来ているという藤田を葉山の別荘に誘う。

木戸から、大切な取引先をもてなすホームパーティの準備を一任された旭は、娘・梨々子(平祐奈)にも手伝ってほしいと頼む。

一方、砂羽から、旭が元部下の鷲尾勇(水澤紳吾)に500万円の口止め料を支払っていたと聞かされた紘海は、事故当時、玖村毅(阿部亮平)が目撃したという2人の言い争いの際に、梨々子も家の中にいたことに気づく。

もしかしたら、玖村と同じように何か聞いているかもしれない――。

紘海は、ひょんなことから仲良くなった望月耕輔(筒井道隆)に、それとなく梨々子について尋ねる。すると、望月は梨々子と近々ホームパーティで会う予定だという。

梨々子に近づくチャンスだと考えた紘海が「自分も行ってみたい」と言うと、望月は人手が足りないことを理由にすぐさま旭に交渉。紘海もホームパーティに参加させてもらうことになるが…。