反町隆史さん&杉野遥亮さんがW主演を務める、『オクラ~迷宮入り事件捜査~』は、人情味あふれる昭和刑事・飛鷹千寿(反町)とクールな令和刑事・不破利己(杉野)が、長期にわたって未解決となっている実質“オクラ(お蔵入り)”状態の事件に挑むヒューマンミステリーエンターテインメント。
このたび、最終話の放送を前に全撮影が終了。反町さん、杉野さん、白石麻衣さんら“オクラ”メンバーが全員集合したシーンで撮り収めだったため、キャスト、スタッフ含め、ハイテンションでの撮了となりました。
杉野さんは「今回は、バディの反町さんから思いやりや愛情をたくさんいただきました。少し過保護なくらいの安心感で、自分自身の役に集中しながら撮影をすることができました」と、2クール連続での連ドラ主演を務め上げ安堵(あんど)の表情に。
約20年ぶりのフジ制作連ドラ主演となった反町さんは「杉野くんは、若いながらに体当たりで一緒についてきてくれる姿が本当にうれしかった」と明かし、初共演となった“混ぜると危険バディ”は、相思相愛のベストバディとなったよう。
クランクアップは、“オクラ”部署の撮影セットで、最終話のクライマックスに向けて緊迫するシーン。
ラストカットを撮り終えて、監督が最後の映像確認をするかたわら、「そろそろ終わるぞ」「間もなくー」と、すでに現場全体が「チェックOK」の合図待ちのお祭りムード。
そんななか、今作で初共演&初バディとなった反町さんと杉野さんは、互いをたたえ合うようにハグを交わす一幕も。
そしてついに「『オクラ』オールアップです!」の声がかかると、キャスト、スタッフ全員の大きな拍手と「ヒュー!」という声が。
拍手がやんだところで、前田旺志郎さん、青木さやかさん、橋本じゅんさん、宇梶剛士さんらが、それぞれ4ヵ月間の撮影を振り返りました。
また、今作で元ヤン刑事という役柄に挑んだ白石さんが「元ヤン設定の役はこれで最後にしたいです(笑)」と明かすと、反町が「似合ってたぞー!」と声をあげて笑いを誘いました。
続いて杉野さんが「ここでの出会いはすてきなご縁だなと思っていますし、みなさんと一生懸命に作品を作れたことは財産。自分がこの作品で受け取ったものを、いつか誰かに伝えていけるようにしていきたい」と語りました。
そして最後に、杉野さんとともに1クール現場をまとめ上げた反町さんが「若いスタッフを中心に、気迫や元気さが垣間見える現場でお芝居ができて、俳優をやっていて本当に良かったなと思える瞬間がありました」と感慨深げに語り、プロデューサーに「12話(の撮影)はまだかな?」と冗談めかしながら、全11話の撮影を締めくくりました。

『オクラ~迷宮入り事件捜査~』最終話は、12月17日(火)21時より、フジテレビで放送されます。