パリ五輪の馬術で、92年ぶりにメダルを獲得した総合馬術団体日本代表・通称“初老ジャパン”
2024年12月21日に、東京・世田谷区の馬事公苑で、大岩義明選手・戸本一真選手・北島隆三選手・田中利幸選手、4人揃ってのイベントを開催しました。

その名も…「クリスマスだヨ! 初老ジャパン全員集合」

トナカイの帽子をかぶり先導する北島選手

クリスマスにちなんで、サンタの帽子をかぶり、馬に乗って登場。
北島選手はパリ五輪の表彰式でのウイニングランを再現し、トナカイの帽子をかぶって先導していました。

戸本一真選手(41):
皆さん、周りの方に「変わってるね」って言われないですか?こんな寒い日に、おじさん4人見に来ていただいて。

イベントでは、五輪以来、初めてとなる4人揃っての演技を披露。
集まった大勢のファンを沸かせると、トークショーでは、こんなエピソードも明かしました。

戸本一真選手(41):
僕は空港で、ですね。一回、馬術の選手ですか?五輪出られた方ですか?って声をかけていただいたことがあって、もちろんそんなこと今まで一度も、なかったことなので、やっぱりオリンピックって、すごいなあと思って。
その声をかけられた後に、僕、昼ご飯で安いラーメン食べようと思っていたんですけど、おしゃれなパスタ(店)入りました(笑)

“マル秘話”も聞くこともでき、イベントは大盛況に終わりました。

本音をぶっちゃけ!「〇×クイズ」

そんな、2024年注目が集まった“初老ジャパン”の本音を聞き出すため、「めざまし8」はイベント直後の4人を単独取材!

“初老ジャパン”にまつわる質問に〇か×で回答。その本音をぶっちゃけてもらいました!

最初の質問は…「初老ジャパンと呼ばれていいことがあった?」
この質問には、全員「〇」。

北島隆三選手(39):
実際に会った時にですね、「若いじゃん、全然初老じゃないじゃん」って、みんなに言われます。

続いては、「初老だと感じることがあるか?」という質問。これには、北島選手をのぞく3選手が「〇」と回答しました。

大岩義明選手(48):
落馬するとですね、昔は、こう…猫のようにですね「コロコロコロ」っていっていたのが、今、「ベタベタ、ドタドタ」と衝撃が体の中に。
昔は、こう逃げてですね、足から「サササ」みたいな、「今何かありましたか?」みたいな落馬ができたんです。それが今は「ペーン」って、「ベタッペーン」って。

実は…“初老ジャパン”の呼び名に不満あり?

最後の質問は、「本当は“初老ジャパン”と言われたくない?」
回答札を上げた瞬間、北島選手が“異変”に気づきました。

北島隆三選手(39):
あれ?本当の初老が…。おかしくない?おかしくない?

なんと、年の若い田中選手・北島選手は「×」。年上の戸本選手・大岩選手は「○」という結果に! 

年上2人は、本当は“初老ジャパン”と呼ばれたくないのでしょうか…。

戸本一真選手(41):
この“初老ジャパン”のネーミングが親しみやすくて、覚えていただいのは確かなんですけど、やっぱ「そういう年になってきたんだな」と実感したので…もう、ちょっと年に抵抗して頑張りたいなと思います。

大岩義明選手(48):
僕らにとっては本当にいいネーミングで、ぴったりだと思うんですけども、他からですね「同い年なのに私初老じゃないわ」とか「俺、まだ初老じゃない」とかっていうのは、結構聞くんですよ。新しいネーミングなんかもあれば(笑)

――何ジャパンがいいですか?
これはですね、もうね、自分から言えないんです(笑)
自分から発信になると、どうしても初老とか自虐的なものでないと、ちょっと恥ずかしいじゃないですか。ですから、自分たち発信ではなく…。

田中利幸選手(39):
公募しましょうか?

大岩義明選手(48):
そうですかね、はい。ちょっと誰かにつけていただきたいっていうのはありますね。
たくさん来た…一番候補のね。多いのを採用するとか…多分、多いのを採用しないでしょうね(笑)

(『めざまし8』 2024年12月23日放送より)