本広克行監督と亀山千広プロデューサーが、『踊る大捜査線』シリーズの制作秘話を連発しました。
公開中の映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』を記念して、銀座三越にて展示イベント『踊る大捜査線 THE MUSEUM~事件は銀座三越で起きている!~』が、10月12日まで開催中です。
同イベントでは、『踊る大捜査線』シリーズ約30年の歴史を、当時の資料やジオラマや再現セットなどで振り返り、最新作『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』のセットや衣装、さまざまな秘蔵品を展示。グッズショップも併設されています。
めざましmediaでは、8日に行われた内覧会の模様を写真とともにレポート。本広監督と亀山プロデューサーが場内を巡りながら、展示品にまつわる秘話や、『踊る』のシリーズや新作の裏話をたっぷりと明かした様子をお届けします。
本広克行監督&亀山千広プロデューサー秘蔵の品が大公開!
本展は、この夏にお台場フジテレビで開催された『踊る大捜査線 THE MUSEUM~「踊る」の歴史を駆け抜けろ!~』の展示を中心に、『踊る⼤捜査線 N.E.W.』の衣装や⼩道具、劇中のセットの⼀部などを公開しています。
本展には2人が長らく保管していた秘蔵品が多数展示されています。本広監督は、段ボール20箱分にも及ぶ保管物のために倉庫を借りていたそうで、展示会でお披露目できたことに「こんなことでもなかったらずっと倉庫にあるままだったので、本当に良かった」と目を細めました。
懐かしそうに展示を見ながら話は弾み、最新作のサブタイトル「メトロポリスを駆け抜けろ!」に言及する場面も。亀山プロデューサーは、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2』の「レインボーブリッジを封鎖せよ!」という有名なサブタイトルを挙げて、「これが当たったので、カタカナと命令形を組み合わせたいなと思っていた」と説明。
本広監督によると、「レインボーブリッジを封鎖せよ!」というサブタイトルは、決定する前日に映画『レッド・オクトーバーを追え!』(1990年)を観た亀山プロデューサーから、「“レ”で始まるのがいいんだよ。レ…レ…レインボーブリッジ。レインボーブリッジを封鎖せよ!でいいんじゃない?」と提案されたと振り返ります。
「そういう内容じゃない」と本広監督は反対するも、結局はサブタイトルの通り物語内でレインボーブリッジを強制封鎖することになり、「『封鎖できません!』とタイトルを否定したセリフが名セリフになるとは」と懐かしそうに笑いました。
織田裕二の直筆メッセージを探せ!?
本展には、織田裕二さんも私物の時計を提供するなど協力。そして会場には、先だって展示を見学した織田さんの直筆メッセージがあちこちに記されています。
展示されているホワイトボードもそのひとつ。『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間! 』で署長たちが「戒名」を考え、青島が書記を担当するシーンで登場したホワイトボードには、「みなさん、ふざけてません?」と呆れながら書いた様子が伝わる青島の筆跡が再現されています。
本広監督は、「字の特徴としては、右上がりなんですよね。織田さんの字をまじまじと見る機会もないと思うので」と、ホワイトボードの字を例に出し、会場のあちこちにある織田さんの直筆メッセージの見つけ方(?)を伝授。
2003年に開催の『お台場冒険王』で展示された旧湾岸署のジオラマにも、「右肩上がり」のメッセージが。実はこの巨大なジオラマは、保管場所がなかったため、亀山プロデューサーの自宅リビングに透明ケースごとテーブルとして置いてあったもの。亀山プロデューサーは、「テーブルのように足がないから角によく足をぶつける。家の人にも大不評だった」と笑いました。
