神山智洋(WEST.)さん主演、中村海人(Travis Japan)さん共演、土ドラ『ミッドナイト屋台2~ル・モンドゥ~』は、味覚を失ったフレンチシェフ・遠海翔太(神山)と鋭敏な舌を持つ元副住職・方丈輝元(中村)が、屋台をオープン、悩みを抱えた客と心を通わせ新たな一歩を踏み出していく――疲れた夜に心とお腹を満たすハートフルな物語。
四苦八苦しながらも、きょうも夜な夜なさまざまな問題を抱えたお客さんに、心温まる料理と説法で癒しを届けます。
<コラム>『ミッドナイト屋台2~ル・モンドゥ~』第6話
翔太(神山智洋)にロックオンした、まどか(二瓶有加)の配偶者選択基準に関する考察
「彼女にとっての“幸せ”とは一体何だったのか!?」(急に)
テレビドラマにおける恋愛とは、登場人物の価値観はもちろん、世相を映し出す鏡でもあり、その選択によって、今、何が「幸福」と定義されているのか?を雄弁に物語る(まじで急に何!?)。
よって本稿では、まどかの婚活行動を分析対象とし、彼女が結婚相手に求める条件、ひいては“幸せ”とは何だったのかを、じっくり考察してみたい(少しお付き合いください)。
まず、本研究において(研究て)分析対象から除外したいのは、「まどかは翔太の“ビジュアル”に惹(ひ)かれていた」という仮説である。
というのも、翔太はたとえフレンチシェフでなかろうとなんであろうと、その言動、ふるまい、声色、目つき、手つき、腕を組みがち、ラフな着こなし、髪色の具合(急におかしい)、語りグセ、歌のうまさ(ドラマ関係ない)、そのすべてにおいて“王子様”である。
あの金髪姿(=軽薄かもしれない?)でありながら、あの低音ボイスは、まさにギャップ萌えの権化であり、つまり、間違いなく“王子様”なのである(何の話だよ)。
いや、言いたいことはそういうことではない(何なんだ)。
つまり、今回のオチとして、まどかが翔太を選ばなかったという、その時点で、彼女の結婚の条件=“幸せ”とは、少なくとも“ビジュアル”ではなかったということは明らかなのだ。いや、そうであると仮定したい!!そうしないと、話が進まないのである(まだ続きます)!!
うん、では一体、彼女の“幸せ”とは一体何だったのだろうか?
そこで注目したいのが、まどかが翔太をロックオンした場所、タイミングである。
冒頭、いつものあの屋台…そう、そこまでお金がないのは明白であり(言い方!)、いくらフレンチシェフとはいえ将来のビジョンも見えない(マジで言い方!)。
そもそも屋台だし(これはホントに)。それでも彼の料理は、とにかくおいしかった…。そしてなんなら、同じ場にいた輝元(中村海人)は、眼中になかった(まどかって、見る目ないともえる!?)。
そこで、これらの事実から導き出される仮説は、ただひとつ。
「彼女にとっての幸せとは、“おいしい料理を作れる男性”と結婚すること」である(ただひとつではないと思う)。
そう考えると、会った瞬間ロックオンし、「恋人いますか?」と確認し、連絡先も強引に交換し、さらにはボディタッチまでかました、あのいやらしい!?、あの一連の行動に対し、若干の、ほんの少しの“純粋性”が見えてこないだろうか(見えるか…?)。
まどかは、翔太の、持っているはずもない“お金”ではなく(言い方!)、一発逆転を期待する“将来性”でもなく(言い方!)、ただただ「おいしい料理を作れる男性」を求めた…その一点だけで、あそこまで一直線に突き進めるのは、逆に、ある種の純粋さの表れだったとも解釈できるのではないか(うーん)。
――しかし、私たちはその直後、そんな仮説を木っ端みじんに打ち砕かれる。
そうなのである。彼女は、翔太だけではなく、複数の男性とも同時並行で婚活を進めていたのである。しかも、しかもである、そのなかには医師も含まれていたのである。
むむむむ…結局、結局のところ…金じゃねぇかよ!!!
いや、もちろん、お金を求めること自体は何も悪いことではない。幸せのために経済力を重視するのは現実的だし、それも立派な価値観である。
けれど、まどかは友人・陽美(剛力彩芽)に対し、翔太について「ビジュアルがいい」「料理がおいしい」だけではなく、「彼の夢に賭けたい」とまで語っていた。であるにもかかわらず、医師たちとも婚活を進めていたのである。
当然、もちろん「医師の夢に賭ける」という解釈もできなくはない。しかし、自分の店ともいえない、それもただの屋台である(言い方!)フレンチシェフの夢と、すでに医師として社会的地位も収入も確立している相手とでは、夢の意味合いも、将来性も、あまりにも違いすぎるではないか!!
しかも、である。彼女は、数々の婚活相手を比較したうえで、「翔太が本命」とまで口にしていたのだ。
うん、まじで、どういうことやねん!!!
だったら、彼女にとっての“幸せ”とは、一体、何だったのだろうか!?
料理なのか?夢なのか?顔なのか?経済力なのか?それとも全部なのか?!
…おっと…いつも通り、ふざけ過ぎてたら、こんなことになってしまった(どんなことだよ)。
