前編に続き『ザ・ノンフィクション』のナレーションを担当した志田さんに、収録後にインタビュー。新人の姿に重ねた自身の経験や、挫折との向き合い方について聞きました。
志田こはく 仕事で大切にしているのは「まずは自分自身が楽しむ」
――後編では、6人の新入社員がそれぞれに葛藤を抱えながら、お猿さんと向き合って成長していく姿が描かれます。特に印象に残った人はいますか。
過去に引きこもりだったという竹原さんが、印象に残りました。つらい過去を抱えながらも、「猿まわし」という芸に出合い、人前に立ってお客さんを楽しませようと前向きに頑張る姿が、本当にすてきだと思います。
ひとつの出合いが、その人の人生を大きく変えることもあるんだなと感じて、すごく尊敬しました。
――志田さんご自身も、フィギュアスケート(※)をけがで断念した経験があります。当時を振り返ると、どんな思いがありますか。
(※)小学5年生から中学2年生まで、フィギュアスケートに取り組んでいました。
フィギュアスケートはプロを目指して続けていたので、けがで辞めることになったときは、とてもショックで、しばらくはずっと落ち込んでいましたね。
でも、そのときは家族の存在がすごく大きかったです。今も家族みんなで暮らしているんですけど、笑いが絶えない、ポジティブな家族なので、その明るさに助けられました。
――番組では、「悔しがれ」という師匠の言葉も印象的でした。志田さんは悔しい経験をどう受け止めていますか。
昔はすごく負けず嫌いだったので、悔しいと思うことがたくさんありました。
でも、芸能活動を始めてからは少し考え方が変わりました。オーディションに落ちても、「自分がダメだった」というより、「今回はこの役に自分が合わなかったんだ」と前向きに考えられるようになったんです。そう思えるようになってからは、一つひとつの結果に必要以上に落ち込まなくなりました。
――師匠が「どんな仕事でも意志が大事」と話す場面もありました。志田さん自身が、仕事をするうえで一番大切にしていることは何でしょうか。
まずは、自分自身が楽しむことです。
自分が楽しくお芝居をしていたら、その楽しさは見てくださる方にも伝わると思うので、自分が楽しめているかどうかを一番大切にしています。
――後編の見どころを教えてください。
新人発表会に向けて、それぞれがお猿さんと一緒に努力を重ねていく姿に胸を打たれました。
特に18歳で就職した竹原さんが、さる軍団のみなさんに20歳のお祝いをしてもらうシーンが印象的です。そうやって若くしてお猿さんと向き合いながら、お客さんを楽しませ続けている姿を見て、「好きじゃないと続けられない仕事なんだな」と、改めて感じました。
――最後に、今後挑戦してみたい役や作品があれば教えてください。
声のお仕事には、これからも挑戦していきたいです。ヒーロー作品とはまた違った、女の子が活躍する『プリキュア』のような作品にも憧れています。
俳優としては、22歳なので専門用語を使う「お仕事もの」にも挑戦してみたいです。たとえば医療ドラマなら、“おてんばな新人看護師”の役とかをやってみたいです(笑)。
YouTube「フジテレビドキュメンタリー」では、『ザ・ノンフィクション』の予告を配信中。7月26日(日)14時~「就職先はさる軍団3 ~怒られない時代に芸を磨くということ~ 後編」予告。
無料配信スケジュール
6月21日・28日放送「私が踊り続けるわけ5~60歳 還暦のストリッパー物語」前後編(語り:本仮屋ユイカさん)放送直後~7月26日まで。
7月5日・12日放送「酒と涙と女たちの歌4〜塙山キャバレー 存続の危機〜」前後編(語り:岡崎紗絵さん)放送直後~8月9日まで。
7月19日・26日放送「就職先はさる軍団3~怒られない時代に芸を磨くということ~」前後編(語り:志田こはくさん)放送直後〜8月23日まで。
