訳も分からず、ヨウコに手渡されたスマホを片手に、誰もないロビーに戻ってきた凌介の母。すると、ビデオ通話の着信が。防護服に身を包んだヨウコが、隔離療養中の凌介の姿を映す。

ヨウコは息子が心配で会いにきた凌介の母の気持ちを汲み取り、内緒でビデオ通話を通して、2人を会わせたのだった。

息子の元気な顔を見ることができて良かったと、安堵の表情を浮かべる凌介の母。しかし数日後、凌介の容体が回復せず、帰らぬ人となってしまう。発熱から5日後の出来事だった。

その悲しいニュースは日本中を震撼させ、事態を重く見た内閣総理大臣は東京都に対し、緊急事態宣言を発令。聖まごころ病院でも対策会議が開かれる。

都内の感染者数が100名を超え、第1波の襲来を告げる享。今後の患者の受け入れ態勢として、体温が37.5度を超える患者は保健所の指示に従い処置、ルミナウイルス陽性患者で重症の場合は病院へ搬送、軽症の場合はホテル療養にするなど、状況に応じた対応手段が求められることになった。

そんなか、高峰啓三(生瀬勝久)が「緊急支援事業補助金」の存在を指摘し、ルミナウイルス感染症患者の専門の病床を確保すれば、1床につき1日3万円の手当が受けられることを伝える。

この制度を活用しない手はないと高峰啓介(柄本明)に打診するも、都立病院や大学病院限定の制度であって“まごころ”のような小さな病院は対象外だと白木愛(高畑淳子)が横やりを入れた。