雪が降った日に街などで“雪だるま”が姿を現し、その光景に思わずほっこりすることありますよね。そんな冬の風物詩に新たなものが加わる!?木彫刻を学ぶ専門学生による“ある雪の作品”がXに投稿されると、11万いいね(2025年1月16日時点)がつくほど、大きな注目を集めています。

将来は木彫り作家に!温かみのある作品を生み出す

かつては北海道の工芸高校で木彫刻を学び、現在は伝統工芸の本場で本格的に彫刻を学ぼうと、京都府にある大学に通っている専門学生・濱里彩音さん(22)。将来は木彫り作家を目指しているといいます。

木彫り作品 提供:濱里/木彫り作家の🥚 (@ne_ne_wood)

今まで作ったものを見てみると、にっこりと優しげにほほ笑む顔が印象的な、七福神の布袋尊や…

木彫り作品 提供:濱里/木彫り作家の🥚 (@ne_ne_wood)

肉球の立体感が見事に再現された、猫が気持ちよさそうに寝ている作品など、どれも温かみを感じられます。

木彫り作品 提供:濱里/木彫り作家の🥚 (@ne_ne_wood)

また、てっぺんにポメラニアンがちょこんと座った耳かきなど、さまざまな木彫り作品を作っているそう。

提供:濱里/木彫り作家の🥚 (@ne_ne_wood)

そんな濱里さんが通う学校がある京都府南丹市辺りでは、2024年12月10日に最低気温およそ1.3度(気象庁によると)を記録し、大雪が降ったそうで、学校敷地内は雪一面となり、午後の授業が休校に。そこで友人たちと一緒に雪遊びをしていたところ…濱里さんは“あるアイデア”をひらめきます!

提供:濱里/木彫り作家の🥚 (@ne_ne_wood)

積もっていた雪を使い、ベンチの上に何かを作り始める濱里さん。それは“雪だるま”かと思いきや…なんだか形が違う?完成したまさかの作品に「ご利益ありそう!」「遊び心と技術を感じられました!」と話題を集めています。いったいどんな作品ができあがったのでしょうか?