次の出勤日。雪は総務課で働く田中悠(三浦獠太)から、兼下がなぜ現場を離れたのかを聞く。

2年前、火災現場に赴いた兼下は、救出した老婦人の悲しそうな顔を見て、家族写真を取りに現場に引き返した。

だが、そこで爆発が起こり負傷。兼下を追ってきた後輩が巻き込まれ、退職せざるを得ない重症を負ってしまう。このことに責任を感じて、司令管制員になっていた。

兼下(瀬戸康史)が自分を諫める理由は、過去の事故にあり…

休憩時間、兼下に、なぜ写真を取りに戻ったのかと尋ねる雪。

兼下は、学生時代にボランティアで訪れた東北の被災地で何もかも失った被災者が、発見した家族写真を見て泣き崩れたことを話した。

それでも、2年前の自分の行動は間違っていたと告げる。

やるべきことをやるべき範囲ですべきで、そこからはみ出してはいけないと続ける兼下。だから自分の行動を諌めるのかと納得する雪だが、人を救いたいという思いは、どの部署にいても一緒ではないかと返した。