次の出勤日。雪は総務課で働く田中悠(三浦獠太)から、兼下がなぜ現場を離れたのかを聞く。

2年前、火災現場に赴いた兼下は、救出した老婦人の悲しそうな顔を見て、家族写真を取りに現場に引き返した。

だが、そこで爆発が起こり負傷。兼下を追ってきた後輩が巻き込まれ、退職せざるを得ない重症を負ってしまう。このことに責任を感じて、司令管制員になっていた。

兼下(瀬戸康史)が自分を諫める理由は、過去の事故にあり…

休憩時間、兼下に、なぜ写真を取りに戻ったのかと尋ねる雪。

兼下は、学生時代にボランティアで訪れた東北の被災地で何もかも失った被災者が、発見した家族写真を見て泣き崩れたことを話した。それでも、2年前の自分の行動は間違っていたと告げる。

やるべきことをやるべき範囲ですべきで、そこからはみ出してはいけないと続ける兼下。だから自分の行動を諌めるのかと納得する雪だが、人を救いたいという思いは、どの部署にいても一緒ではないかと返した。

午後になると、雪が火災通報を受ける。先日、兼下と行った佐久山工業からだった。

すぐに、消防に出動要請を出した雪は、隊員を誘導するため誰かを門の前に立たせるよう通報者に告げる。

兼下のアドバイスを実践した雪は、通報者に意識のない工員の救命処置を指導を始めた。

副台で様子を見守る兼下は、何かに引っかかっていた。それは、雪と工場に行った時に倉庫に運び入れられていたもの。

消防隊長・飯田慎吾(谷恭輔)の隊員への指示が聞こえるなか、迷う兼下。

放水の指示が出たその時、兼下は飯田に止めるよう伝える。燃えている工場内部に、水と混ざると爆発する恐れのある化学物質がある可能性からだった。

兼下から報告を受けた飯田たちが調べると、化学物質を発見。消防隊員たちが運び出し、無事に消化を成功させた。