佐藤二朗さんと橋本愛さんが、日々感じる“家族の支え”について語りました。

佐藤さんは、1996年に演劇ユニットを旗揚げし俳優活動を開始。『勇者ヨシヒコと魔王の城』シリーズ(テレビ東京)、映画『さがす』、『爆弾』など、コメディからシリアスまで独特の存在感を放ち、話題作への出演を重ねています。

橋本さんは、2010年に映画『告白』で俳優デビュー。連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)、映画『桐島、部活やめるってよ』、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)など、数々の作品で幅広い役どころを演じ、その高い演技力で多くの支持を集めています。

ドラマ『夫婦別姓刑事』で初共演する2人にインタビュー。多忙な日々のなかでの「家族との時間」や、癒しについて聞きました。

佐藤二朗&橋本愛にとって“家族”の存在は…「常に意識している」「天国でどんちゃん騒ぎしたい」

──お2人には家族に救われた経験、「家族とのあの時間があったから頑張れた」と思うことはありますか?

佐藤:具体的なエピソードはないですが、僕は寂しがり屋で、孤独に弱い体質なので、常に家族の存在には助けられています。妻がいなければ僕はとうの昔に野垂れ死んでいたんじゃないかな、と。これは比喩ではなく、本気でそう思っています。

だからと言って、常に頭にあるかと言われると、撮影しているときはもちろん役のことしか考えていないですけど。例えば映画『爆弾』で演じたスズキタゴサクに奥さんはいないだろうから、妻のことを考えていたら演じられなかったと思いますし。でも、常にどこかで家族のことを意識しています。

橋本:私は家族に恵まれていると思っていて、お互いに支え合いながら生きている実感があります。

普段あまり電話をすることはないですが、あと何回会えるか、時間は限られていますから、頻繁に地元・熊本に帰って、できるだけ会うようにしています。東京に出てきて長いですが、気持ちとしては今も“東京出張”です(笑)。

幼い頃は衝突することもありましたけど、今は割といい空気感なんです。もし天国があるなら、みんなで天国に集まってどんちゃん騒ぎをしたいなと思っています。

佐藤:いいじゃん!

橋本:そういう関係性でみんなが人生を終えられたら、あまり怖くないんじゃないかな、と。私はお酒をあまり飲まないのですが、みんなは大好きなので、どんちゃん騒ぎしたいです。

──撮影で忙しいと思いますが、今一番癒される瞬間を教えてください。

佐藤:晩酌ですね。飲むお酒は料理によって決めます。アジの開きがあれば日本酒か焼酎でいかないと、僕のプライドが許さない!

ちなみに今日は、先ほど妻に確認したところ、砂肝となすのアヒージョと報告を受けておりますので、これはウイスキーだろう、と。あとでもう1回確認して、バーボンがあればバーボンにするかもしれません。明日も撮影だけど、飲んでもいいよね(笑)。

橋本:いいと思います(笑)。

私の癒しはハムスターです(手を器にして、そこにいるように愛でる)。昨年、妹がハムスターを飼い始めて。その子のお世話をする機会があったのですが、自分もどうしても出会いたくなっちゃったんです。

今まで外にいる時間を楽しめるタイプで、特に早く帰りたいと思うことはなかったのですが、今はもうハムが可愛すぎて、家に早く帰りたいです(笑)。

撮影:今井裕治