佐藤二朗さんと橋本愛さんが、ドラマ『夫婦別姓刑事』にかける意気込みを語りました。
火9ドラマ『夫婦別姓刑事』は、コミカルな刑事ドラマの装いの裏に、緻密な謎と登場人物の感情が絡み合う、コメディと考察要素が交錯するミステリードラマ。夫婦であることを隠しながら、名バディとして事件解決に奔走する主人公・四方田誠と鈴木明日香、そして2人が所属する沼袋署員の日常が描かれます。
本作で誠を演じる佐藤さんと、明日香を演じる橋本さんにインタビュー。作品への意気込み、役柄や2人のコンビネーションについて聞きました。
佐藤二朗 秋元康からの「カッコよく」というオーダーに困惑!?
──本作の企画を聞いた際の感想を教えてください。
佐藤:まずはオリジナル作品であることに惹かれました。僕はもちろん、原作ものでも喜んで出ているんですけど、最近、オリジナル作品が少なくなってきている印象がありましたから。
あとは、秋元(康)さんの企画ということも一つ惹かれる要因でした。ただ…秋元さんは「現場に任せる」と言いつつ、一つだけお願いがある、とスタッフに言われたそうで。「佐藤二朗をカッコよく見せてほしい」と。スタッフがみんな「どうしよう…」とどんよりしていました。
一番どうしようかと思ったのは僕ですけどね(笑)。本読み段階の今はまだ、その答えは見つかっておりません。
橋本:私はコメディ色の強い作品にあまり出演してこなかったので、新たな挑戦ですし、鍛えてこなかったスキルを学ぶ機会になるんじゃないかと思っています。
佐藤二朗さんが出演されている作品はたくさん拝見しているので、一緒にコメディのお芝居をすると何が起きるのか…。
佐藤:いいことが起きたらいいよね!
橋本:はい。自分はちゃんとついていけるのだろうか、という部分もチャレンジ。きっと佐藤さんとしか生まれないものがあると思いますし、最初にお話をいただいたときは、これは自分にとって新たな扉だなと思いました。
──初共演のお2人。お互いの印象はいかがですか?
佐藤:橋本さんは主に映画で拝見していますが、なんて言うのかな…俳優として垢(あか)がついていない。これ、とてもいいことだと思うんです。
僕は映像の仕事をやり始めて26年くらいになりますが、“俳優の垢”を意識的にそぎ落としていこうと思っていて。橋本さんはそれが最初からできている人というイメージですね。俳優の垢はないに越したことはないですし、素晴らしいですよ。…でも、俳優の垢って伝わらないですかね?
──フラットということでしょうか?
佐藤:フラットとも違う…あと15時間くらいあったら説明するけど、時間がないので雰囲気で受け取ってください(笑)。
橋本:俳優の垢について、これから考えたいと思います。
佐藤:嘘をつけ!この取材部屋を出たら忘れるだろ(笑)。
──橋本さんから見た、佐藤さんの印象はいかがですか?
橋本:唯一無二のお芝居をされる方、というのが一番強い印象ですね。表現力が豊かで面白い。作品や表現に対して本質的に向き合っていらっしゃるんだろうな、と。コメディもシリアスも、どちらも幅広く表現されている印象があります。
だから、安心感がありますし、いいチームワークが築けるような気がしています。
佐藤:いくつになっても、褒められるっていうのはいいね!
