尾形貴弘さんに、愛あるドッキリが仕掛けられました。
7月28日(金)、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ)に、俳優の吉柳咲良さん、お笑い芸人・パンサーの尾形貴弘さんが出演しました。
進行は、アリタ哲平(メインキャスター)、キャスターの小澤陽子(フジテレビアナウンサー)が務め、全力解説員として、吉川美代子先生、岸博幸先生が登場しました。
尾形貴弘 冒頭から絶妙な“東幹久”に変身
番組冒頭、吉柳さんは「尾形さんて、東幹久さんに似てるなと思います」と言い出しました。
これに尾形さんが「たまに言われますね」と、うれしそうな反応をしたため、キャスターアリタの発案で、急きょ東幹久さんぽいカツラをつけてみることに。
尾形さんは、なんとも絶妙な“東幹久”風味に変身。吉柳さんは「…すごい…私の思った通りでした」と笑いをこらえるのに必死。
キャスターアリタ、小澤アナも下を向いて笑ってしまい、スタジオが笑いに包まれました。
怒涛のムチャブリ!「尾形が〇〇をする」6連発
今回のテーマは、「われわれの暮らしにどんな影響が!?運送業界の2024年問題を考える!」。
「運送業界の2024年問題」とは、働き方改革関連法によって、2024年4月1日以降、自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が、960時間に制限されることで発生する問題の総称(出典:厚生労働省)。
われわれの生活にも大きな影響があるとされています。
そこで、流通専門家の監修のもと、具体的な3つの「影響」とそれぞれの打開策、取り組むべき3つの「対応策」とそれぞれの最も効果的な一手が紹介されました。
しかし、最初の、影響①「運送・物流会社の売上(利益)減少に対する打開策」として紹介されたのは、なぜか「尾形が平泉成のものまねをする」というもの。
尾形さんは「えっ、これはどういう…尾形って僕のことですか?」と事態が飲み込めない様子。キャスターアリタら出演陣も困惑した表情を見せました。
しかし、「流通専門家の先生が言っていることだから」という理由で、尾形さんはスタジオ中央へ。
実は、過去に平泉さんのものまねをしたことがある尾形さんは、渾身のものまねを披露。
そして、なぜかこれで売上減少が解決した“扱い”となり、ここから怒涛(どとう)のムチャぶり展開が。
影響②「ドライバーの収入減少」→尾形が桑田佳祐のものまねで熱唱
影響③「荷主が支払う運賃上昇」→尾形が詩の朗読をする
対応策①「労働環境の改善 働き方の柔軟化」→尾形がシリアスな演技をする
対応策②「さまざまなシステムへのIT活用」→尾形がアイソレーションダンスをする
対応策③「現場の従業員たちの声を聞く」→尾形が水中息止めをする
尾形さんは、当初は「(打開策と)関係ないじゃないですか!」「意味がわかんない」と訴えていましたが、次第に「もう、いってください」と開き直り、“全力”でムチャぶりに応えました。
今回の本当のテーマは「パンサー尾形2024年問題」
そして、このコーナーのまとめとして「運送業界2024年問題に今必要なもの」というVTRが流されると――。
そこには、今年芸歴20周年を迎える尾形さんの、さらなる活躍を願う関係者が続々と登場。実は、今回のムチャぶりは、すべて関係者からのリクエストだったのです。
平泉成のものまねを提案したのは…向井慧(パンサー)さん
→尾形さんが、かつて『若者のすべて』(1994年/フジテレビ)で平泉成さんが演じた名場面を再現した際に「すごく似ていて、いつかどこかでやる機会がないのかな?」と思っていた。まだ出していない魅力を見せられるのでは?という思いから。
シリアスな演技を提案したのは…菅良太郎(パンサー)さん
→尾形さんの「大河ドラマやりたい」という希望を聞いていたので、こういう場でやることで、関係者が「できるじゃん!」と思ってもらえたら。
詩の朗読を提案したのは…根建太一(囲碁将棋)さん
→尾形軍団で集まると「尾形さんって声カッコいいよな」「でも、本人気づいてないんじゃないか」という話になる。世間の人たちにも、その魅力に気づいてほしい。
東幹久のものまね&アイソレーションダンスを提案したのは…マネジャー
→以前、長い髪のカツラをかぶったときに「めちゃくちゃ東幹久さんに似てません?」「よく言われるんだよね」というやりとりがあり、今後ものまね番組で活躍する姿が想像できた。
→昔、単独ライブのコントで披露したダンスが上手だった。今後、芸の幅が広がるのでは、という思いから。
桑田佳祐のものまねを提案したのは…尾形さんの妻・あいさん/娘・さくらちゃん
→普段からいろいろな人のものまねをやってくれるけど、桑田佳祐さんのまねが特に大好きで、娘と爆笑しているとのこと。
最後は、あいさんから「おもしろい、自慢のパパ!これからも体に気をつけて頑張ってね~」とメッセージまで届き、尾形さんは目を真っ赤にして「うれしいな」と感激の面持ち。
今回の企画は、芸歴20周年を迎える尾形さんの新しい魅力を引き出すためのドッキリ&リクエストだったことが明かされました。
本当のテーマは「運送業界2024年問題」ではなく、「パンサー尾形2024年問題」だったのです。
そして、もうひとつのムチャぶり「息止め」については、愛娘・さくらちゃんからのリクエストだったことが明かされ、直筆の手紙を小澤アナが代読。
「パパ あいしてる。だいすき さくら」という内容に、尾形さんは「いや、これは…」と言葉を詰まらせ、深々と一礼しました。
最後は、「コンプライアンス委員会」で、この手紙が木下隆行(TKO)さんが代筆したものであったことがバラされ、尾形さんは「返せよ、涙!」「マジで嫌だわ。関わらせたくないんだよ、娘を!」とガッカリ。
しかし、手紙の内容は、さくらちゃんが考えたもの。さくらちゃん直筆のお手紙は、番組の最後にきちんと尾形さんに渡されました。
次回、8月4日(金)の『全力!脱力タイムズ』は、ゲストコメンテーターとして、飯豊まりえさん、井上裕介(NON STYLE)さんが登場します。
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