中田は鷹山に呼び出され、厚労大臣・海原幸生(井上肇)の手術を依頼される。人間ドックで脳に動脈瘤が見つかった海原は、手術の執刀医に中田を指名。中田は自分ではなく湖音波の執刀を薦めるが、断りきれずに引き受ける。
その頃、脳神経外科医・大友真一(音尾琢真)がひどく落ち込んでいて、看護師・鈴木颯良(宮世琉弥)はじめ脳神経外科スタッフ陣を困惑させていた。湖音波のマブダチ・城島麗奈(内田理央)とラブラブだった大友だが、麗奈にプロポーズして断られたという。
大友は、高級レストランに麗奈を招きフラッシュモブまで仕込んで「働かずに幸せに暮らせるようにする」「何があってもあなたを守る」と指輪を差し出してプロポーズ。すると、麗奈は激怒してしまった。大友には、何が悪かったのかわからない。
その日の夜。湖音波は麗奈から、大友にプロポーズされたときの話を聞く。麗奈をキレさせたのは「働かなくていい」という大友の言葉だった。これまでシングルマザーとして働きながら息子を育ててきた麗奈は、それをすべて否定された気がしたのだ。
麗奈は、頼んでもいないのに弱いと決めつけられて一方的に「守る」と言われたことも心外だったという。湖音波は、麗奈の言い分に納得する。
今度は自分が悩みを聞くと言う麗奈。湖音波は、尊敬していた中田が迷う姿を見て複雑な思いを抱いたことを打ち明ける。
麗奈は、湖音波を変えてくれた大切な存在である中田が迷っている姿を初めて見せたのなら、湖音波にしかできないことがあるはずだと助言した。
中田(向井理)が執刀する手術で助手を任され歓喜する湖音波(橋本環奈)
中田は、同期の脳神経外科医・小宮玲児(早乙女太一)のクリニックを訪れ、診察を受けていた。小宮は検査結果から、髄膜腫と診断。中田の脳にできた腫瘍は大きく、視神経にも影響を及ぼすほどだった。
小宮から視野障害を指摘された中田は、視野が欠けてきていることを打ち明ける。
手術をしなければ、命にかかわる。小宮はすぐに手術を受けるようにと強く勧めるが、中田は手術を受けても視力は大幅に低下し、失明の恐れもあるとわかっていた。
たとえ視力を失ったとしても医療の進歩や技術革新によって救われる可能性もあり、希望を失ってはいけないと説得する小宮。それに対して、中田は何も答えず…。
麗奈のアドバイスでふっ切れた湖音波は、中田にカッとなって怒りをぶつけてしまったことを謝る。
海原の手術に向けて、緊急カンファレンスが開かれることに。中田が久しぶりに執刀するという報告に、脳神経外科スタッフ陣から驚きと期待の声が上がった。
中田は、助手に湖音波を指名。湖音波は、中田の手術を間近で見られるとあって大喜びする。
