――仲が悪くなったとき、演技に影響したりはしないんですか?
〇!〇!〇!!!すごいする!
ペアとは「思いやり」で、これはただ言葉で美しいから言っているわけではなくて、例えばスロージャンプ(男性が女性を投げる技)は、男性が投げる力と女性が回転して降りる力が例えば10になって完成なんです。できるなら、5-5で毎回コンスタントに10を作りたいんですが、女性が例えば調子が悪くて2の時、男性は8を出さないと行けないんです。ただ仲が悪いと、「別にいつも5でやっているからいいじゃん」って思ってしまうんです。
本当に悪いことをしているつもりがなくても、仲良くないと(穴埋めする)3というのもかなりきついですし、自分のその後の演技にもつながりますから、ただ仲良しだと「あ、今2しかないな」と察して、誰にも気付かれないように、心からの3を、相手のために3を出して上げる、自分の身を削って出してあげる。これがさっと出せる。
ケンカすると(相手が5を出せていないことに)気付けなくなっちゃう。

SP後落ち込む木原選手と声をかける三浦選手

――そう考えると、ショートのミスの後、木原選手はかなり落ち込んでいましたが、あの状態からよく立ち直りましたね
そうですね、木原選手のそういった精神力の立て直しもまさに金メダル級のアスリートですし、そこに対しての特に三浦選手の対応が素晴らしかった。だって自分も焦るじゃないですか、だから早く元気になってほしいから「なんで」って焦っちゃうんですけど、しっかりとそこは待って、信じてやってくれたから、龍一が自分のタイミングで(立ち直れた)。
これは「昼寝」がキーポイントだったんですけど、昼寝をすることができて、しっかり気持ちを切り替えることができたと。

――どんどんスター選手が生まれて、今後もフィギュアスケートの未来が楽しみですが、日本では何か特別な育成方法はあるのでしょうか?
あります。常にライバル同士でお互い助け合いながら競い合える環境が日本は準備されていて、これはとてもいいことなんですけれども、物理的に大きな国に比べて、日本はコンパクトですよね。なので、全国の選手が一緒に練習するタイミングというのが作りやすいんです。強化合宿などで。なので、そのタイミングでみんなで刺激をしあうことで、育ちやすくなっています。(選手同士で)高め合っています。
(これからの日本が)楽しみです!予想以上に楽しみです!

(『サン!シャイン』 2026年2月25日放送より)