沙月によるとアンディに取り憑いたのは本物の霊で、成仏させるためには霊が理不尽な死を遂げた理由を突き止めるしかないという。天音は水沼たちに看護師の霊について再度話を聞きに行くが、その話も村おこしのための作り話だった。
そんななか、仲居のさやかが幽霊に心当たりがあると言い始めた。女将・朋世の娘・絢香(晴野宇美)が、1年前から消息不明になっているというのだ。絢香は旅館のリフォームに来た桧山猛(猪塚健太)と恋に落ちたが、前科がある桧山との結婚を朋世に猛反対されていた。
その後、絢香は母の反対を押し切って旅館を出ていったが、桧山のDVに苦しんでいることを知った朋世が彼女を保護。それからしばらくして絢香は行方不明になり、桧山による連れ去りが疑われていた。
しかし警察には、事件性がないと判断されてしまったという。
娘が母である朋世(浅野ゆう子)の行き過ぎた愛の犠牲に…
幽霊の正体が、桧山に殺された絢香なのではないかと疑う凛。女手ひとつで絢香を育てた朋世からもう一度娘に会いたいと言われた天音と佐久間は、桧山を探し出すが…。
廃病院で朋世と再会した桧山は、母の束縛から逃れたがっていたという絢香の本心を暴露する。
1年前、旅館を抜け出した絢香から連絡を受けて病院に向かった桧山は、病院から逃げていく朋世を目撃。そのまま姿を消して音信不通になった絢香が、朋世に殺されたと確信した。
その後、朋世の手で歩道橋から突き落とされた桧山は、自分の命を守るためにホームレスになっていた。
絢香殺害の証拠はないと開き直る朋世に、霊になった絢香まで縛り付けるのかと訴える沙月。絢香を成仏させられるのは自分だけだと言われた朋世は、「自分の人生を生きる」という絢香の言葉に逆上して娘に掴みかかったことを打ち明けた。
母の手を振りほどこうとして階段から転落した絢香を、廃病院の花壇に埋めたという朋世。天音に掘り出された絢香の魂は、沙月によって解放された。
娘を守りたかったはずが、命を奪うことになってしまったと朋世は泣き崩れ…。
アンディも意識を取り戻して無事に事件は解決したが、やりきれない気持ちになる天音と凛。佐久間は、幽霊よりも怖いのは人間だと悟ったように語るのだった。

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