<第2話>過去の真実と向き合う雨(永野芽郁)と太陽(山田裕貴)
逢原雨(永野芽郁)は、かつてただ1人心を通わせた男性・朝野太陽(山田裕貴)と高校時代以来の再会を果たす。しかし再会を喜んだのも束の間、太陽が事故に遭ってしまう。
悲しみに暮れる雨の前に“あの世からの案内人”を名乗る男・日下(斎藤工)が現れ“奇跡”を提案。それは「雨の五感を差し出す代わりに、太陽の命を助ける」というものだった。
そして雨は、太陽のためにその“奇跡”を受け入れた。
最初に奪われる五感は味覚。日下は雨の味覚はあと14日ほどで失われてしまうと告げ、奇跡のことや案内人のことは口外してはならない、と忠告。真実を話してもいいのは太陽だけだという。
もう1人の案内人・千秋(松本若菜)は、1人で乗り越えられるほど五感を失うことは簡単ではないのだから、正直に話すべきだと雨に助言する。しかし雨は、真実を話せば太陽が自分を責めてしまう、と言って拒否した。
太陽を見舞った雨は、彼の妹・春陽(出口夏希)が差し入れで持ってきたマカロンをもらう。マカロンは高校時代に太陽がある“お菓子言葉”と共にくれた、思い出の味だった。
(1月16日更新)