痛みが残る中、トリプルツイストリフトなど大技を次々と成功。
空中で不安定になるリフトも完璧に決めました。
演技終了直後…、左肩を押さえ泣き崩れた三浦選手。
その三浦選手を木原選手はそっと抱き寄せました。
三浦璃来選手:
めっちゃ不安定で、めっちゃ怖かった…。
そして国際スケート連盟非公認ながらも、ショートプラグラムの世界歴代最高得点84.91を記録。
演技を終えた三浦選手は…、
三浦璃来選手:
大きな失敗なくできたので本当によかったです。
――肩の状態は大丈夫?
(肩関節が)抜けたばかりなので少し不安定なんですけど、きちんとケアしてがんばります。
りくりゅうペアは21日のフリーを棄権しましたが、それでもこれまでの実績が評価されオリンピック代表に選出されました。
元日本代表・織田信成さん解説 脱臼は大丈夫?
心配される三浦選手の脱臼ですが、オリンピックでは大丈夫でしょうか。
男子元日本代表の織田信成さんが解説しました。
フィギュアスケート男子元日本代表・織田信成さん:
脱臼はフィギュアではよくあるケガ。ペアの場合は腕を引っ張り合うのでそこで肩が抜けたり、シングルのスケーターだと遠心力で肩が抜けてしまうことも。
谷原章介キャスター:
そんなに力がかかっているんですか?
織田信成さん:
そうですね。
脱臼で怖いところは癖になってしまうというところがあるので、そこの筋力の強化と、肩の使い方を直していけばオリンピックは問題なくいけるんじゃないかなとは思いますね。まだ2カ月ほど時間があるので。
