<樋口日奈 コメント>

私が演じる泉は看護師でありながら、医療に携わるもの、そして1人の人間として、葛藤と闘いながら何かを抱えています。心の中の優先順位に確定要素なんてなく、そのときの状況によって変わる、不安定なものなのだと突きつけられる。そんな生々しさがある気がします。

目を離せぬ怒涛(どとう)の展開に、食い入るように台本を読み進めている自分がいました。これがドラマとして映像になるなんて…。緊張と期待が入り混じるような高揚感でいっぱいです。

「生命の選択と順番…」非日常のようで、実は私たちは常にその状況と隣り合わせて生きているのかもしれない、そんなことをこの台本を読んで思いました。

物語の終盤にかけて、それぞれの背景が明らかになっていくので、息をつくひまがありません。2026年一発目から、すさまじい勢いで進むストーリー。ぜひご覧ください!