<梅舟惟永 コメント>
僕が演じる高槙は、自信にあふれた切れ者で、恐れ知らずで、現場に突っ込んでいく刑事です。自分と真逆なので演じるうえで気合いが必要だなと思いましたが、チャーミングな部分や、生意気な部分も挟みつつ、楽しんで演じたいと思います。
台本を読みながら、手に汗を握る展開が続き、ハラハラしてページをめくる手が止まりませんでした。登場人物がそれぞれ切実な思いを抱えていて、それが交差して想像できない状況に追い込まれていく様がとてもスリリングだと感じました。
それぞれの登場人物の心情の変化に注目して見ていただきたいです。そして、もしこの状況に置かれたらどうするだろうか。自分にとっての正義とは何なのか。答えの出し難い問いについて、一緒に想像して考えていただけたらうれしいです。
