環境の劇的な変化によって大きな注目を浴びた2025年。喜びを感じる一方で戸惑うこともあったと思いますが、どのような思いで活動に向き合っているかを尋ねると…
“タイプロ”挑戦は「どう転んでも自分のためになる」と決意
――今年も残すところ約1ヵ月となりましたが、2025年はどんな年になりましたか?
30歳にして、まだ「こんなにも新しいことに挑戦させてもらえるんだ」と驚くことばかりでした。「今後の道はこう、やるべきことはこう」と想定していたものが180度変わった、視野が広くなったというか、広げざるを得なかった。あれもやれるしこれもやれるみたいに、たくさんのことが見えた1年でしたね。
もちろんそれは応援してくださる皆さん、支えてくださるスタッフさんのおかげなのですが、活動や挑戦の広がりを強く感じた年になりました。
――『timelesz project-AUDITION―』オーディションではプレッシャーを感じていましたか?
これまで応援してくださっていたファンの皆さんや、家族や友人など近い人たちの中には30歳直前にしてアイドルグループのメンバーに加わろうとした僕の無謀な挑戦に「何してんねん!?」と思った人もいたかもしれませんし、僕自身も予想外の行動をとったことで「申し訳ない」という気持ちも多少抱えていましたが、どう転んでも自分のためになると思って決断したことなので、そこに対するプレッシャーはあまりなかったですね。
――2026年はどのような年にしたいですか?
『timelesz project-AUDITION-』で僕のことを知ったという方も多いでしょうし、バブルじゃないけど、ブームみたいなものが確実にあって、ブームってどうしても過ぎてしまうものなので、いかにブームにしないか…がカギになってくると思います。
具体的にこうしたいというものはありませんが、グループとしても個人としても、地に足をつけていられたらいいなと。いや、そうしないといけないと思っています。浮かれる気持ちもありませんし、浮かれてなんていられない心境です。
原もそうですけど、『天文館探偵物語』の出演はオーディション番組以前からすでに決まっていて、それまで積み上げてきたものは僕たちにとって大きな財産なので、経験で得たものをこれからも大事にしていきたいという思いが強くあります。
<作品概要>
『天文館探偵物語』
公開中
監督・脚本:諸江 亮
出演:寺西拓人
大原優乃 肥後遼太郎/室 龍太 高田 翔 原 嘉孝(友情出演)/
SHIGETORA 西田聖志郎 新名真郎/西岡德馬
配給:アイエス・フィールド/S・D・P
Ⓒ2025「天文館探偵物語」製作委員会
公式サイト:https://tenmonkan-tantei.jp/
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