<山田裕貴 コメント>

――収録はいかがでしたか?

みなさん本当にハイレベルで、聴いた瞬間の迫力がものすごくて、心にドンと響くようなものがありました。何度か参加させていただいていますが、その中でも今回は特に僅差で、点数をつけるのが今までで一番難しかったです。

いつも音楽家の方々の隣に座って審査をさせてもらっているので、僕はこれまで『ハモネプ』を愛してきた歴史とその知識をもとに、愛情を込めて点数をつけさせていただきました。

新しい音楽を生み出すグループや、クラシックとアレンジを組み合わせたり、個性を存分に発揮するグループなど、驚きと感動が絶えなかったです。本当にすごい大会だったなと思いました。

――特に印象に残っているグループや楽曲は?

トップバッターのあまのんさんです。ベースの方のパフォーマンスがとても心に残りました。それからクラシカーズさんも印象的でした。まるでカラフルなお菓子の海に飛び込んで、おいしいって泳ぎながら食べているような感覚になりました。

うたごえぽろぽろさんも素晴らしかったですし、岡山学芸館高校のみなさんも本当に良かった…。

本当に全グループめちゃくちゃ良かったので、審査をするのが心苦しかったです。今日は、すべてのパフォーマンスを思い出しながら、お台場から歩いて帰りたい気分になりました。それくらい楽しくて、深く思いをはせた大会でした。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

『ハモネプ』は、『力の限り』のときからリアルタイムで見ていて、何度も録画しては「うわ~」と感動しながら見ていたことを今でも覚えています。

僕は、本当に好きなものしか「好き」と言わないタイプですが、『ハモネプ』は本当に大好きで。家では、奥さんと一緒に見て、ガチで立ち上がらずに最後まで見るというのが、“我が家のしきたり”になっています(笑)。それくらいファンなんです。

今回の『ハモネプ』は、熾烈(しれつ)を超えて激烈な大会です。まだ見たことがない方も、ぜひ一度ご覧ください。アカペラの魅力を感じられるし、めちゃくちゃ感動できること間違いなしです。出場者のみなさんのパフォーマンスを、ぜひしっかりと感じてください!