エンタメプレゼンターとしての出演で、ファンの皆さんの楽しみの一つとなっているのが、初回に登場する縁のある人物からの応援メッセージ。今回は、長い撮影をともにした先輩からの激励に、中沢さんの表情が一気に緩み…。

中沢元紀と北村匠海の共通点は“青い炎”

――昨夜は何時に寝て、今朝は何時に起きましたか?眠い朝にテンションを上げるためのルーティンなどがあれば教えてください。

昨夜はいつもより少し早めの11時過ぎに寝て、今朝は3時25分に目覚まし時計をセットして起きました。ルーティンというほどではありませんが、時間があるときには冷たいシャワーを浴びて、頭をすっきりさせてから出かけるようにしています。

――エンタメプレゼンターとして、もっとも緊張したのはどんな瞬間でしたか?

11月から12月にかけて出演する舞台『シッダールタ』の告知をした時間です。一人でも多くの方に観ていただきたい作品、しかも、僕にとっては初舞台で、限られた秒数の中で噛まずにキャストやストーリーなどの情報をしっかりとお伝えしなければいけないと、より気合いが入った瞬間でした。

――逆に、もっとも楽しかったのは?

小さな折り紙で鶴を折ったときです。生放送で鶴を折るなんて初めての経験なのでドキドキでしたが、めざましファミリーの皆さんが盛り上げてくださったことで、後半は安心して折ることができました。そして、『パペットスンスン』のコーナーも楽しかったです。とてもかわいくて癒やされました。

――めざましファミリーとも和気あいあいとやりとりをしていましたね。事前にアドバイスなどはあったのでしょうか?

皆さん、とても明るくて爽やかで、緊張でいっぱいいっぱいになっている僕に優しく話しかけてくださったおかげで平常心をとり戻すことができました。僕もファミリーの一員になれたことがとても嬉しかったです。

「硬くならず、ありのままでいいからね」と励ましてくださったり、伊藤利尋アナウンサーからは「作品を見たよ」と声をかけられたり、温かく接していただきました。

――連続テレビ小説『あんぱん』(NHK)で兄弟役を演じた北村匠海さんから応援メッセージが届き、さらに「特技をやって」というムチャぶりに動揺しながらも、耳を動かす特技を披露しました。

いや~、嬉しかったですね。サプライズだったので当然知らなくて、でも、長い期間を一緒に過ごした“兄貴”なので、顔を見た瞬間に緊張が和らぎました。安心感がスゴかったです。

咄嗟(とっさ)に思いついた特技が「耳を動かせる」というものだったのですが、あのムチャぶりのおかげでこれまで秘めてきた特技が一つ消滅しました(苦笑)。

――北村さんは中沢さんと「根っこにあるものが似ている」と話していましたが、どんな共通点がありますか?

匠海さんとは、初めて会ったときから波長が合うという感覚があったんです。VTRのコメントで僕のことを“青い炎”というふうに表現していましたが、それは他の人たちからもずっと言われてきたことで、表面には出さず、内に熱さを秘めている部分が似ていると思います。

――北村さんとの思い出を聞かせてください。

『あんぱん』の撮影中、竹野内豊さん、戸田菜穂さん、匠海さん、そして、僕と“柳井家”の食事シーンを撮ったあとにお昼休憩があって、そのままセットの中で兄貴と二人で消えもの(撮影で使用する食べものなど)を昼食として食べたんです。

照明もついていない薄暗い中の二人だけの空間で、お芝居のことはもちろん、匠海さんから現場では消えものを食事としてよく食べていると聞いて、僕も見習いたいと思いました。

――日々、最新情報を届ける『めざましテレビ』にちなみ、中沢さんの最新ニュースを教えてください。

最近、トマトジュースにハマっています。健康のために飲み始めて、舞台の稽古にも毎日、トマトジュースと水を持参しています。すごく好きなものというわけでもありませんが、トマトジュースを飲んでいると、「なんか体にいいことをしているな、自分、頑張ってるな」っていう感覚になれるんです(笑)。

――次回出演は22日(水)です。意気込みを聞かせてください。

硬くならず、慌てず、めざましファミリーの皆さんと一緒に楽しい時間を過ごせるように、笑顔で頑張りたいと思います。

――特技披露はこの後も続きそうですね。

初回で耳を動かし、2回目は鶴を折ったので、準備しておいたほうがいいですね。特技はそんなに多くありませんが、振られたときにはきちんと応えられるように考えておきます!