10月9日(木)より、主演・北村有起哉さん×共演・仲間由紀恵さんによる、木曜劇場『小さい頃は、神様がいて』が放送されます。

本作は、『最後から二番目の恋』シリーズなどで知られる脚本家・岡田惠和さんの最新作。完全オリジナル脚本となる本作は、二人の子を持つ小倉渉(おぐら・わたる/北村)と、その妻・あん(仲間)を中心に、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ、温かく届けるホームコメディです。

このたび、ポスタービジュアル、場面写真が解禁されました。

「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束

主演・北村有起哉×共演・仲間由紀恵!脚本家・岡田惠和が今を生きる大人たちへ贈る、珠玉のホームコメディ『小さい頃は、神様がいて』

物語は、19年前、小倉夫婦があることがきっかけで「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束を交わすところから始まります。その言葉をすっかり忘れてマイペースに生きてきた夫・渉と、その言葉を心の支えとして過ごしてきた妻・あん。

まったく異なる思いを抱えた二人の何気ない日常の中で、少しずつ心を揺らしていく姿を、繊細かつ軽やかに描きます。

ポスタービジュアル

公開されたポスタービジュアルでは、主人公・小倉渉(北村)が、人の良さがにじむような満面の笑みを浮かべています。その隣で、妻・あん(仲間)は静かにほほ笑みながらも、わずかに背を向けた姿勢で、夫婦の間にある“絶妙な距離感”を表現。キャラクター同士の関係性が、“たたずまい”で語られる構図となっています。

一方、樋口奈央(ひぐち・なお/小野花梨)と高村志保(たかむら・しほ/石井杏奈)は、互いに寄り添いながらも異なるテンションの笑顔を見せます。恋人同士の二人の思いが伝わる、心温まるショットに。

永島慎一(ながしま・しんいち/草刈正雄)と、妻・さとこ(阿川佐和子)は、まさに熟年夫婦の安定感。慎一がさとこの肩に手を添える穏やかな仕草からは、長い歳月をともにしてきた絆の深さがうかがえます。

両端には、小倉家の子どもたち…長男・順(じゅん/小瀧望)と、長女・ゆず(近藤華)。柔らかなまなざしを浮かべる順と、あどけなさの中に芯の強さを感じさせるゆず。彼らの表情は、小倉家がこれから向かう「未来」をそっと示唆しているようで…。

さらに、ポスタービジュアルには、脚本・岡田惠和さんが書き下ろした、登場人物たちの“心の声”が添えられています。

渉は、「俺の人生、そこそこなんか良い感じ」とどこまでもマイペース。一方のあんは、「離婚まで、あと56日!」とかつての“約束”を胸に秘めています。

慎一は「絶賛、罪滅ぼし中」と少々ユーモラスに自己開示。対するさとこは、「ベタ惚れされてるのは私の方だからね」と余裕たっぷり。

奈央と志保の二人は、それぞれ「ずっとこの子と一緒にいたい♡」「ずっとこの子と一緒にいたい…」と、絶妙なニュアンスの違いを見せながらも、互いを思う気持ちを真っすぐに表現。

順は「ぬくぬく育ったお前が羨ましいよ」と妹に向けての静かな本音を吐露。末っ子・ゆずは、「ずっとスネをかじる気でいたのに!!」と全力でリアクション。その対照的な兄妹(きょうだい)のメッセージが、小倉家の“波乱の予感”をさりげなく描き出しています。