最終話は「みんなが銀河に浮かぶ星のように輝いています」
――大森さんは、このドラマが健治の成長物語だと語っています。磯村さん演じる健治のうれしい成長ぶりや変化などを教えてください。
大森:一番成長したなと感じたのは、先日放送された第10話で、それまでは自分を守りたいという気持ちがいっぱいあったなかで、生徒のために一歩踏み出そうと思える人になったところがよかったねと思いました。
家庭裁判所のシーンで一生懸命に奮闘している健治さんを見て、「いいぞ、頑張れ」という気持ちになりました。斎藤さんが不処分になったとき、わーって喜ぶんじゃなくて、ほっとしている健治さんの姿を見て、もう少し喜んでいいかもしれないけれど、現実としてはまずひとつ乗り越えたと感じていたところに、成長したねという気持ちになりました。
堀田真由さんが演じる珠々さんとの関係性も、向こうから来られるばかりだったのが、少しずつ積極性を帯びてきているところも、成長を感じています。
磯村:大森さんがおっしゃる通り、終盤である第9話から最終話にかけて、健治の行動や生徒に対する言葉が、最初のころとは比べ物にならないぐらい自立してきているし、自分を犠牲にしてでも誰かを救いたいと思えることは、ひとつの大きな成長だったと思います。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
磯村:何よりも、ここまでぼくほしを応援してくださったみなさまには、本当に感謝しています。最終話は最終話らしく、集大成で、これまでの登場人物である生徒、大人たち、健治も、それぞれみんなが銀河に浮かぶ星のように輝いています。このドラマで、共演者のみなさんとそれぞれの役を生きてきた、その魅力が全部詰まっていますので、注目して見ていただけたらうれしいです。
大森:第10話でひとつ成長した健治さんが、そこからさらにがんばって、まわりのことを考えながら動いていく様子が魅力です。生徒や先生、理事長、そして自分の家族にも真剣に向きあっていく姿が、今まで見てくださっていた方にもうれしく思っていただけるのではないかと思っています。後悔させない最終回になっていると思います。

『僕達はまだその星の校則を知らない』最終話は、9月22日(月)22時より、カンテレ・フジテレビ系で放送されます。
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