<磯村勇斗 コメント>

撮影開始のころから自分にプレッシャーをかけていたこともあって、まずは無事に全部撮りきったという安心感があります。
約3ヵ月半の撮影期間、みなさんとともに本当に暑い大変な夏を過ごしてきて、明日もまたこのままみんなと集まって監督のジョークを聞くのかなと思ったりしていて、まだ実感がわかないです。
とてもあたたかい現場で、こんなに幸せな現場ってあるんだろうかと思うくらい、役者にとって芝居に集中できる環境を作っていただきましたし、プロフェッショナルでクリエイティブなみなさんと同じ方向を見て、一緒に作り上げることができたんだろうなと感じています。
本当に楽しくて幸せな時間をみなさんと過ごすことができ、僕の役者人生にとって宝物になりました。本当にありがとうございました。
<堀田真由 コメント>

学園ものの作品はこれまでも出演させていただきましたが、高校の先生役は初めてで、立場上みなさんを引っ張っていかなければと思いながらも、生徒のみなさんにいろんなことを気づかせていただき、学びがあって、みなさんが私を先生にしてくれました。
監督はしっかりとお芝居を見て、愛情のあるまなざしで見守ってくださいましたし、磯村さんはじめキャストのみなさんのお人柄が現場の色や表現に宿っているなと思っていて、穏やかでやさしさがにじみ出ている作品でご一緒できて光栄でした。
珠々は見守ったり、受け止めたりする役柄で、みなさんが救い上げられる瞬間を何度も見てきたのですが、気がつけば私自身がこの作品に救われていました。
珠々を通して、脚本の大森(美香)さんから言葉のプレゼントをいただけたような感覚です。みなさんとご一緒できたことが私の幸いでした!